価格設定戦略で売上と利益を同時に上げる

卒業、入学、新入社、別れと新たな出会いの季節。
そしてGW。


飲食を中心に需要期に入るも、依然としてコロナ感染の
状況は不透明です。そうした中、政府は経済優先の政策として
3月21日を以って「まん延防止等重点措置」を終了しました。

コロナ禍の影響を強く受けた地域の観光業を中心に
中小企業にとっては朗報としてとられるものの、
本来的な需要喚起には程遠い状況です。
加えて、20年ぶりという円安圧力が重くのしかかり
今後の見通しがつき難いというのが現状です。

本来、円安は企業経営には有利な局面として捉えられますが、
コロナ禍のダメージが色濃く残り、所得増加が見込めない
中での円安は購買意欲を引き下げる可能性が高く
「悪い円安」となり得ます。

コロナ禍による自粛ムード(買い控え傾向)に加えて、
ロシアのウクライナに侵攻による石油・石炭・天然ガス
といったエネルギー価格、小麦を中心とした食料品価格の
大幅上昇は多くの中小企業にとっても原価を大きく
引き上げることになり、
売上減少圧力(コロナ禍)+売上原価高騰の
Wフォース(二重圧力)となり、
経営的に厳しい環境となる可能性が高まっています。

現下の中小企業経営での最重要は「経常利益」を上げる
ことです。どんなに売上が上がっても儲けが出なければ
やってはいけません。
「売れていても、潰れる会社はあるが、儲かっていて
潰れた会社も店も無い」が道理です。

今回の苦境期を乗り切るためには「儲けを出せる、
プライシング戦略」を考える事が不可欠です。

小売・サービス・製造業を問わず中小企業の多くが、
原価+必要利鞘=価格と考えていますが、
今回のように原価が上がればそのまま価格を上げる
というだけでは、現在のように所得が伸び悩む消費者は
あっという間に離れてしまいます。だからと言って
価格を据え置けば赤字化の可能性すらあり得ます。
価格とは商品特性の一つであり、価格を上げる事で
価値感を高め、利益と売上を同時に上げる事もあり得ます。

危機的な経営環境を乗り切るために、価格設定に
対する購買心理も含めた「儲けを増やす価格設定戦略」の
プライシングマネジメント研修をお勧めします。
「価格戦略・プライシングマネジメント」について
既に多くの研修・セミナーを行っており、
カリキュラム・テキスト・チラシ等もあります。


お申し付け頂ければ、参考資料としてご覧いただけます。
どうぞ、お気軽にお申し付け下さい。

大木ヒロシ

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