ストレスチェック準備セミナー 小規模事業場 ストレスチェック義務化に向けて

はじめに

 近年、働き方改革や労働環境の改善が求められる中で、従業員のメンタルヘルスは、企業経営において欠かせない課題となっています。そして、50人未満の事業場においてもストレスチェックの義務化が進むことで、企業はこれまで以上に従業員の健康を守り、働きやすい職場づくりを求められる時代となりました。

 第14次労働災害防止計画では、「労働者数50人未満の小規模事業場におけるストレスチェック実施の割合を2027年(令和9年)までに50%以上とする」としています。しかし、現時点では目標に達しておらず、ストレスチェックの普及が進まない理由として、実施コストや実施体制の脆弱さ、面接指導後の対応の難しさといった課題が挙げられています。これらの解決に向けた取り組みが、今後ますます重要になると考えられています。

 ~年間のべ500部署のストレスチェック結果を分析したケーススタディから学ぶ実践セミナー~

 このセミナーでは、ストレスチェック制度についての基本的な知識から、義務化に向けた準備、さらに結果を活用した職場環境改善の具体的な方法までをわかりやすく解説します。短時間で効率的に、実際の職場で活かせる知識とノウハウを習得していただける内容となっています。

 「ストレスチェックなんてうちには関係ない」と思っていませんか?実は、メンタルヘルスの問題は、従業員のモチベーションや生産性、さらには離職率に大きく影響する重大な経営課題です。法令遵守はもちろんのこと、従業員が安心して働ける環境を作ることが、企業の成長と安定につながるのです。

研修の目的と概要

商工会議所会員企業の経営者、総務・人事担当者、および管理職を対象に、ストレスチェック制度の導入に向けた実践的なセミナーを開催いたします。180分コース(または120分コース)で、講義とワークショップを組み合わせた参加型の研修を通じて、ストレスチェック義務化に関する基本知識や具体的な導入・運用手順を学びます。また、制度導入によるメリット・デメリットを理解し、効果的な準備を進めるためのポイントを解説します。会場での対面開催に加え、オンラインでの受講も可能です。研修後は、実務に役立つメンタルヘルス管理ツールやサービスについての情報もご案内いたします。

カリキュラム

180分コース

このプログラムは、経営者と担当者がストレスチェックを「理解」から「実践」へと円滑に移行できることを目指しています。小規模事業場特有の課題にも対応できる内容です。

項目内容
①ストレスチェック制度の概要と法的背景・ストレスチェック目的と背景
・50人未満事業場への適用拡大の意義
・二つのチェック(個人のストレス・職場のストレス)
②ストレスチェック実施の準備・社内体制の準備
・外部委託選定のポイント
・従業員理解促進の施策
③実施とフォローアップの実践ワークショップ・ケーススタディ:実施フロー
・高ストレス者対応計画
・職場環境改善計画の策定
(実施までの計画策定)
④質疑応答とまとめ・質疑応答
・次のステップ

120分コース

経営者や担当者の貴重な時間を考慮し、120分という短時間で法令遵守の要点と運用実践の手順を効率的に学べるプログラムをご用意しました。ワークショップを通じて現場ですぐに活用できる実践的な知識とノウハウを習得できるほか、商工会議所という場を活かして参加企業間での情報共有や交流も図れる実践的な内容となっています。

項目内容
①ストレスチェック制度の概要と法的背景・ストレスチェック目的と背景と法的義務
・50人未満事業場への適用拡大の意義
・二つのチェック(個人のストレス・職場のストレス)
②導入準備と実施のポイント・社内準備の進め方
・外部委託とコスト管理
・従業員の不安解消
③結果を活用した職場改善(ワークショップ形式)・ケーススタディ: チェック結果の活用法
・職場環境改善のアイデア共有
④質疑応答とまとめ・質疑応答
・義務化までに取り組むべき優先事項の提案

チラシ

担当講師

SNSでセミナーの様子をチェック

#ジャイロのセミナー

開催セミナー

▶ もっと見る

セミナーレポート

▶ もっと見る

受講者の声

▶ もっと見る