小さな会社のための経営分析セミナーの狙い・目的

中小企業のなかには自社の強みや特性がうまく把握できていないが故に、効果的に経営資源の配分に繋がっていないケースが散見されます。

「自社の強みは何なのか？」「自社業務のどこが強みとなる業務なのか？」や財務的にもどんぶり勘定で経営をしてきている経営者も多いのではないでしょうか。安定成長が前提の時代であれば、それでも経営は成り立っていましたが、一歩先が不透明な今の時代、改めて、自社を内省し、強みや機会、そして業務的な強みなどを改めて考えるためのセミナーを企画いたしました。

本研修は、経済産業省が推薦している経営分析ツール「ローカルベンチマーク（通称：ロカベン）」を活用して、自社分析をおこないながら、経営の見直しのキッカケとしてただきます。

初日は、時代の変化やトレンド感を掴むためのAIやアイデアなどを学んでいただきます。
２日目には、SWOT分析、とくに強みと機会にフォーカスを絞った現状分析を行います。
３日目、４日目にローカルベンチマーク（ロカベン）を触りながら経営分析を進めていただく内容です。

カリキュラム例（1日〜4日間で調整可能／各日2〜3時間）

講座	タイトル	内容
1日目	時代の波を読む経営視点 とビジネスアイデアの広げ方	•環境変化の激しい時代の経営視点 •次の時代に向けた準備をしよう •CHATGPTなどのAIを活用したアイデア発想術 •ビジネスアイデア、新たな市場の見つけ方 •ビジネスアイデアを考えてみよう！
2日目	経営分析の基本 現状分析と 現状の課題整理	•現状分析（SWOT） •差別化ポイントの明確化 •クロスSWOTであるべき方向性の検討 •強みと機会を掛け合わせる戦略
3日目	経営の数字を読み解いて 自社の財務状況を分析しよう	•決算書のどこをどう見るのか •決算書を使った財務分析の基本 •財務分析から見える課題 •ローカルベンチマークのご紹介
4日目	自社の業務・経営全体 を整理し課題を明確化	•自社のローカルベンチマークを作成する •自社の業務フロー/商流を確認する •経営者/業務/環境/内部管理体制4つの視点を確認する •ロカベンを使った財務分析を実施 •強みの明確化/課題の明確化

※講座数や開催時間は、主催者のご要望に合わせてカスタマイズ可能です。

担当講師

渋谷　雄大（しぶや　たけひろ）

井村　正規（いむら　まさのり）