女性登用・能力開発セミナー

「人材不足解消の切り札」は女性登用・能力開発です!

失われた30年の元凶は、現状を変えたくないという我が国特有の国民気質にあります。イノベーションは、旧来のシステムを打破し、新たなパラダイムへ挑戦しなければ起こすことはできません。そのパラダイムシフトの鍵は、ずばり、女性の登用と女性管理職の養成にあると考えます。

2015年に女性活躍推進法が施行され、従業員101人を超える中小企業にも、女性活躍に関する状況把握と課題分析を行い、これを踏まえた行動計画の策定が義務付けられ、女性管理職比率を公表することになりました。また、伊藤リポート以降、人的資本開示の流れが加速され、金融審議会のワーキンググループ報告では、男女賃金格差や、女性管理職比率、男性育児休業取得率が開示事項に追加され、さらに、内閣官房による人的資本可視化方針では、ダイバーシティや育児休業、賃金の公正等19項目もの可視化が求めらるようなっています。しかしながら、実際には、我が国の女性管理職比率は13.2%と軒並み40%以上の他国に比し著しく低い数値に留まっています。

我が国でイノベーションを起こすためには、中小企業が女性管理職を登用・育成するパラダイムシフトを起こす必要があります。女性管理職の登用・育成は少子高齢化による労働人口の減少に対する有力な解決手段にもなり得ます。ジャイロ総合コンサルティングは、そのためには、女性自身の能力開発に対するサポートと女性が働きやすい職場環境を構築する必要があると考えます。

女性管理職の能力を開発すべく、自らのキャリアを主体的に決められるよう、キャリア開発・キャリアデザイン研修を始め、チームパフォーマンスを向上させるためのチームビルティング、リーダーシップ開発、人事評価者研修に加え、経営者自らが女性活躍推進を強力に推進するためのダイバーシティ&インクルージョンやメンター制度の導入など、組織としてのパフォーマンスを向上させるための総合的な施策を提供します。

人手不足緊急対策セミナー 女性採用で人手・人材難を乗り越える

人手不足は多くの業界で深刻な問題となっており、その解決策として女性の積極的な登用が注目されています。女性の労働力は、従来の男性中心の職場構造では十分に活用されてこなかった可能性があります。女性の登用は、多様な視点と創造性を職場にもたらし、イノベーションの促進や業務の効率化に寄与すると期待されます。

さらに、女性が働きやすい環境を整備することは、仕事と家庭の両立を支援し、長期的なキャリア形成を可能にします。これにより、女性の社会進出が促進され、経済全体の活性化につながることも予想されます。また、女性特有の視点を活かした新しいビジネスチャンスの創出や、消費者の多様なニーズに応える製品・サービスの開発にも寄与します。

今回のセミナーでは社内外の女性を登用するための具体的なポイントをわかり易く解説します。

セミナーカリキュラム例(60分)

内容研修形態時間
多様な働き方の推進
・フレックスタイム・シフト勤務等フレキシブルな勤務時間の導入
・在宅勤務や時短勤務の選択肢を考える
・育児休業や介護休業の充実
・キャリア復帰支援プログラムの設置
講義20分
意識改革に向けた、昇進への平等なアクセス
・メンタリングやコーチングプログラムの提供
・ジェンダー平等に関する教育やトレーニング
・職場におけるダイバーシティ、エクイティとインクルージョンの促進
講義10分
適切な評価と報酬
・性別による差別を排除した公正な評価システム
・同一労働同一賃金の原則の実施
・ワークライフバランスの支援
・育児・出産等に係る子育て支援施策の整備

職場環境の改善とDX
講義20分
質疑応答10分

変えなければ、変わらない 女性登用で業績を大幅に上げる

女性の積極的な職場への参加は企業の成功に不可欠な要素となっています。女性登用は、単にジェンダー平等を推進するだけでなく、企業の「イノベーション」「競争力」「成長性」を高めるための重要な戦略です。

女性特有の視点と経験は、問題解決や意思決定プロセスに多様性をもたらします。多様性のあるチームは、一方的な視点に囚われず、より創造的で革新的なアイディアを生み出します。これは、新しい市場の開拓や顧客ニーズへの対応において企業競争上の源泉となります。

女性が現場でリーダーシップを発揮することで、組織内のジェンダー平等とインクルージョン(包摂性)が促進され、従業員のモチベーションと職場の満足度が向上します。人手不足の今、女性の登用は従業員のエンゲージメントの向上や生産性の向上に繋がり、結果として企業のイノベーションを喚起しパフォーマンスを高めます。

企業がDE&I(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)を重視していることを示すことで、顧客やステークホルダーからの信頼と支持を得やすくなります。これは、特に社会的責任を重視する現代の消費者にとって重要な要素です。

今回のセミナーでは社内外の女性を登用するための具体的なポイントをわかり易く解説します。

セミナーカリキュラム例(90分)

内容セミナー形態時間
女性リーダーシップの重要性
・女性の管理職がもたらす独特の視点とスキル
・ダイバーシティとインクルージョンが組織の成功にどのように貢献するか
講義20分
女性のリーダーシップ開発にな何が必要か
・チーム内外での交渉スキルの向上
・自己認識と自己改善の方法
・リーダーとしての影響力を高める方法
講義20分
コミュニケーションと交渉スキル
・ネットワーキングとメンタリング
・他の女性リーダーとの関係構築
・メンタリングとサポートネットワークの重要性、他
※途中休憩10分(適宜に講師がご指示します)
講義40分
質疑応答10分

女性管理職のためのキャリア開発研修 自己理解を深め、自分らしさを知る

女性は、キャリアの中で、出産や育児を経験する割合が多く、男性以上に、キャリアの過程で発生するイベントに伴う生活上の変化を考慮に入れておく必要があります。そのキャリアを描き、なりたい自分になるためには、まず、自己に対する理解を徹底して深める必要があります。

リーダーに必要なのは、自分を知っておくことであり、自分の強みと弱み、傾向を知ることです。

今回のセミナーではまず、女性管理職の登用・育成に係る社会的な背景を理解します。また、女性管理職には何が期待されているのかを理解します。その上で、自己のキャリアをライフラインチャートを作成することで振り返ります。自分が何をしているときが最も充実しているのかについて、異業種交流によりキャリア・アンカーを探し出します。

セミナーのカリキュラム例(90分)

内          容研修形態時 間
女性管理職の登用・育成を巡る社会的背景
・失われた30年の元凶
・女性活躍推進法と人的資本開示の動き
・女性管理職に対する期待
・女性に必要なキャリア開発

自己理解を深める
・管理職にとって自己理解が必要な理由
・脳科学に基づく男女の思考スタイルの違い
・自己の思考スタイル・コミュニケーションスタイルを知る

ワークショップ
・自己のキャリアを振返る
・ライフラインチャートによる自己のキャリアの振り返り
・ワークショップによる自己のキャリア・アンカーの発見
・自己のキャリアに自信を持とう!
 講   義





ワーク





ワークショップ



20分





20分





40分



質疑応答  10分

リーダーシップ開発 しなやかな女性リーダーシップ

女性管理職には何が求められるのか、その本質を学びます。管理職の役割は、明確な目標を設定し、その目標を達成することにあります。しかしながら、資源には限りがあり、この資源を有効活用するために、業務に優先順位をつける必要があります。

本研修では、管理職に求められるスキルを理解した上で、目標を達成するために求められるリーダーシップスキルの向上を目指します。ある調査によれば、女性は、自己評価が低い傾向にあり、特に、マネジメント力、指導力、部下指導力が男性に比し自己評価が低いとのアンケート結果もあり、方向性を示資質、マネジメント能力に自信を持つことが必要です。一方では、女性管理職は、部下へのケアやフォローが上手いといった指摘もあり、女性らしさ、しなやかさを活かしたリーダーシップ、マネジメントスキルの開発を目指します。

今回のセミナーでは女性管理職に求めらる役割と能力、その重要な要素であるリーダーシップとマネジメントスキルについて、ケース演習を通じて向上を目指します。

セミナーカリキュラム例(120分)

内容セミナー形態時間
女性管理職に求められる役割と能力
・女性管理職に求められる役割と能力を理解します
・リーダーシップとマネジメントについて理解します
・ジョブ型からスキルベースへの再度のパラダイムシフトの動きを理解します
・自己のリーダーシップスタイルに対する気づきを得ます
・女性のしなやかさを活かしたリーダーシップとは?
講義20分
リーダーシップとマネジメントスキルに必要な傾聴
・傾聴とは何かを理解します
・演習を通じてフィードバックを学びます
演習30分
ケース演習 リーダーシップとマネジメントスキルの開発
・ミニインバスケット(具体的なケース)演習に基づき、問題解決を図ります
・グループディスカッションにより多様な解決方法を学び、
 リーダーシップとマネジメントスキルの開発を目指します

質疑応答
演習70分

人事評価者セミナー 人事評価制度を活用した部下育成

管理職としての重要な役割が、人事評価です。人事評価制度は、単に評価を伝えるための制度ではなく、部下のモチベーションを引き出したり、目標達成するための効果的なツールであるとの認識を持つことがが重要です。

管理職の使命である、人的資源の価値を最大化するために、人事評価制度の目的と意義、その本質を理解すると共に、傾聴することで、部下との信頼関係を醸成し、一人ひとりの組織に対するエンゲージメントを高め、主体性をもって取り組む動機づけを与える、コミュニケーションスキルの習得を目指します。

今回のセミナーでは、人事評価制度の意義と目的を理解し、ロールプレイにより、部下との面談をシミュレーション体験することで、信頼関係醸成のポイントを学びます。

セミナーカリキュラム例(120分)

内容セミナー形態時間
女性管理職に求められる人事評価制度の理解
・女性管理職として人事評価制度について理解します
・人事評価制度が人材育成やモチベーション喚起のツールであることを理解します
講義20分
ロールプレイで人事評価者としてのスキル習得を目指します
・ロールプレイにより、人事評価者、被評価者、オブザーバーの役割を演じることで、
 人事評価のポイント、フィードバックのポイントを理解すると共に、
 自己のフィードバックスタイルを理解し、改善テーマを抽出します
・振り返りで抽出した課題を踏まえて日常業務で何を変えるのかを
 明確な目標を設定します
質疑応答
演習100分

DE&Iによる組織風土改革セミナー 1人ひとりの多様性を組織で活かす

ダイバーシティ(Diversity)はVUCA時代の切り札です。先の読めない時代にあって、組織が生き残るためには、一人ひとりの多様性を最大限に活かすと共に、組織の中に取り込むこと(Inclusion)が必要になります。また、公平性(Equity)にも配慮することで、一人ひとりが自己の意見を言える環境醸成を図る必要があります。

1人ひとりの個性が活かされ、多様性が尊重されるためには、まず、一人ひとりの尊厳を認めるというところから始める必要があります。一方では、一人ひとりの能力を組織の中で活かすことも必要であり、単に機会を与えるだけではなく、どうすることが公平なのかを考慮することで、一人ひとりが尊重される組織風土を醸成します。今回のセミナーではDE&I(Diversity, Equity&Inclusion)の意義と実行するためのポイントを学びます。

セミナーカリキュラム例(90分)

内容セミナー形態時間
DE&I(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン)とは何か
・人的資本として開示事項としてのダイバーシティの理解
・エクイティ、インクルージョンの本質の理解
・lDE&Iが目指すもの、心理的安全性の担保された組織とは?
講義40分
多様な働き方で生産性の向上を図る
・女性管理職のキャリア開発に必要なワークライフバランス
 (仕事と家事・育児の分担等に関する制度的な支援の必要性)
・時間ではなく成果で評価する人事評価制度へ
・lDX(オンライン等)による業務負担軽減
講義40分
質疑応答10分

キャリアデザイン研修 なりたい自分へのアプローチ

最初のキャリア開発研修では、自己の強み・弱みを理解すると共に、自分が何をしているときが最も充実しているか、キャリア・アンカーを見出し、徹底した自己理解を深めました。

この研修の締めくくりは、過去から現在までのキャリアの上に立って、これからの自分がどうしたいのか、自己のキャリアデザインを描く研修です。自己の強み・弱み、キャリア・アンカーを理解した上で、これからの自分がどうなりたいか、そしてなりたい自分になるために、いつまでに何をするかの具体的なアクションプランを描きます。今回のセミナーではなりたい自分の実現に向けての具体的な計画を策定します。

セミナーカリキュラム例(90分)

内容セミナー形態時間
これからの自分のキャリアをデザインしよう!
・キャリアデザインシートにこれまで学習した内容を書き込みます
・なりたい自分になるためには何が必要か考えます
(例 資格取得等)
・何年後に自分がどうなっていたいかを考え、その姿を実現するために、
 いつまでに何をすべきかを書き込みます。
・マイルストーンを設定し、目標設定を段階的に実現できるようにします
・明日から自分が何を目指してどのように仕事・家庭人生を歩むか、
 目標を設定します
・自己宣言します
ワーク80分
質疑応答10分

担当講師

SNSでセミナーの様子をチェック

#ジャイロのセミナー