お金は信用の形を変えたもの

ジャイロ総合コンサルティングの渋谷雄大です。

中小企業診断士の庄司桃子さんがブログで書いています。
価格を下げるのは自信がないからかも、ということ

もう200%その通りです。

安易な値下げをしたがる創業予定者が多いです。

そもそもお金とは信用です。
信用という目に見えないものを、目に見えるお金に置き換えているんです。

ということは、値下げ=自分は信用のない人間です。と言っているようなもの。

自信がないのはみんなおなじです。
逆に自信がありすぎる方が、お客様が見えなくなってしまいます。

でも自信があるかないかなど関係ありません。
お客様はあなたを信用してお金を払うんですね。
自ら、信用を落としてどうするんですか?

信用を下げるのではなく、信用についていけるだけの創意工夫をすることが大切です。
値下げをして信用を下げるのはやめて、
その信用に見合うだけのサービスや商品力アップの創意工夫をしましょう。

値下げは気づかないうちに利益を圧迫する

さらにまずいのは値下げは利益を圧迫します。
例えば1,000円の売値の商品があったとしましょう。
仕入れ値が600円。
毎月1万個売れます。

1割値下げしてみましょう。そのおかげで1割販売個数は増えました。
逆に、強気に1割値上げして勝負しました。残念ですが1割販売個数は減りました。

粗利はどうなったでしょうか?
答えは書きませんが、安易な値下げがどうなるかはすぐにわかります。

さらに問題なのが、人は前の価格を良ーく覚えているということです。
人は比較しやすいものから順番に比較していきます。
品質の良し悪しっていうものは、実はなかなか比較できません。
一方、価格ってのは例えば、A商品よりもB商品は100円安い。など簡単に比較できます。

同じように、一度決めた価格を上げようものなら、前の価格を覚えている顧客からは、
なぜ値上げの印象がとても強く残ります。

だからこそはじめから値決めは丁寧にする必要があります。
はじめの段階で、自信がないからと控え目な価格設定にして、
粗利が取れなかったとしても、値上げは難しいんです。

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