親父と同じやり方ではダメ!事業承継の話し✕ソーシャル・メディア

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親父と同じやり方ではダメ!

昨日は群馬伊勢崎商工会主催の事業承継セミナーの講師として登壇させて頂きました。

後継者の方10名ほどにご参加いただき、ソーシャル・メディアを活用したマーケティングについてお話しさせて頂きました。

事業承継ですから、先代の社長がいて跡継ぎとしてやっているわけですが、親父と同じやり方では絶対に超えることはできないということです。

しかも、創業社長は自分自身で顧客開拓していくなかで自然と営業力や販売力を身につけてきています。
しかし、今の時代、なかなか経験を蓄積していくことが難しくなっています。
人口が減少時代に入り強気の営業ができにくくなってしまったことや、そもそも新規の開拓先が見つけにくいといった状況になっています。

例えば、一昔前であれば、初対面の相手との人間関係を作るのはさして難しくありませんでした。

それが今は新規の相手に提案するにも、要件だけ、見積だけ、提案だけ、で人間関係を作るような雑談などとてもやりにくくなってきています。

人間関係構築をソーシャル・メディアに任せる

こういう場合、対面してなかなか雑談ができない相手であっても、ソーシャル・メディアを通じて自分自身の趣味や考え方を伝えていくことは十分にできます。もちろんすべての人がソーシャル・メディアをやっているわけではありませんが、例えば、10人に1人でもソーシャル・メディアで繋がることができれば、その後の営業活動はとてもやりやすくなるのではないでしょうか。

創業社長ならば、豊富な経験の蓄積から多彩な話題を振りながら人間関係を作ることができるかもしれません。
しかし、雑談や人間関係を作るというのは思っている以上に難しいこと。特に、売り手と買い手とはっきりしている場合はなおさらです。

であれば、ソーシャル・メディアを使って人間関係のキッカケづくりをすれば良いのではないでしょうか。
もちろん、ソーシャル・メディアだけで人間関係を完全につくれるわけはなく、あくまでも『キッカケ』として活用するのです。次に訪問した時に、相手から「◯◯さんってこんな趣味持ってたんだ。実はおれも。。。」などと話しかけてくれるようになれば良いのです。

ソーシャル・メディアは0円で使えるツールだから・・・

ではソーシャル・メディアをもっと具体的に活用するとしたらどのように活用すれば良いのでしょうか。

それは、、、、ABCランク分けした顧客のうちBCランクや見込客との関係性を維持するために活用するのです。

Aランク(優良顧客)に関しては、ある程度のコストを掛けて顧客の繋ぎ止めをしているはずです。
お礼状、ニュースレター、訪問などなど。これらはすべてコストがかかるものです。

もしもこのような対策を全ての顧客や見込客に行なっていては採算が合いません。

ですが、ソーシャル・メディアを活用することで、BC客、見込客との関係構築ができるのではないでしょうか。
確かに、ソーシャル・メディアは投稿に時間がかかったり、コメントのやり取りが面倒な面もあるかもしれません。
しかし、多くの見込客に対して、自分自身の考え方や情報を日々発信できると考えれば決して高コストなツールではありません。

多くの見込客に対して情報発信を行うことで、相手が必要性を感じた時に真っ先に思い出されるようになるのです。

コストを掛けられないような相手に対して、コストを掛けず毎日発信できるツールとして考えれば非常に有効なツールではないでしょうか。

こう考えてください。

チラシを毎日数百人〜数万人に無料で配布しているのと同じである!

こんなツールは他にありません。

中小企業のみなさまはぜひ活用してみましょう。

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