チラシの反応率を高めるキャッチコピー(販促チラシで反応率UP講座)

チラシの反応率を高めるには

チラシでもっとも重要な箇所といえば、やはりキャッチコピーと言えるでしょう。

心理学に、初頭効果と終末効果という言葉が存在するのですがご存知でしょうか。

初頭効果とは、『つかみが重要』ということ。

一方、終末効果とは、『終わりよければ全て良し』ということ。

それぞれが真逆の言葉ですよね。

ただ、これら2つの効果を最大化させる相手には違いがあるということです。

初頭効果は『興味の無い人』『知識が少ない人』に使うと効果的なのに対して、終末効果は『元々興味のある人』『知識を持っている人』に対して効果的なのです。

興味の無い相手には『インパクト』。興味のある人には『まとめ』『結論』が重要なのです。

ではチラシはどちらの層が多いかといえば、元々興味のない相手に興味をもたせるのが目的となりますので、圧倒的に初頭効果が重要となります。

キャッチコピーはどう作ればよいのか?

チラシの中で言う初頭効果とは『キャッチコピー』となります。

キャッチコピーでいかに相手を引きつけられるかが勝負となりますが、では一体どのようにキャッチコピーを作れば良いのでしょうか。

ポイントは『イメージさせる』ということです。

興味の無い相手はそもそもあなたの商品やサービスを利用しようとすら考えていません。ですから、そんな相手にどれだけPRしてもその内容は殆ど相手の頭には入って行きません。まず重要な事は、ターゲット自身がその商品やサービスを利用している姿を想像すること、さらに言えば、その商品を使ってどのような将来を手に入れることが出来るのか?と言った事がイメージできるかどうかが重要となるのです。

では、イメージさせるために必要な事は何でしょうか?

それは、出来るだけ具体的に書くということです。大手企業のキャッチコピーの中には横文字でよく意味の分からないキャッチコピーもありますが、あれは、企業自体にブランドができているからこそ出来るキャッチコピーの作り方です。

中小企業がキャッチコピーを作るときには、出来るだけ曖昧な単語は避けて、具体的な単語に落としこむようにすることが重要です。

例えば、鍵の修理屋さんがチラシを作るとしてどのようなキャッチコピーを考えるでしょうか。

ある鍵屋さんは「あなたのお家大丈夫?」としました。

さああなたはどこまでイメージできるでしょうか。このキャッチコピーは抽象的なのでおそらくターゲットが見た時にイメージ出来ないと思います。

私でしたら、まず『あなた』を具体化させます。どんな人が鍵を求めるでしょうか?

例えば、空き巣に入られるととても困るような層です。自宅に金庫を持っていて銀行へ現金を預けていない高齢者ならどうでしょうか。

この時のターゲットは、高齢者ではありませんよね。それはその家族です。

でできたキャッチコピーは下記のようなものになりました。

『あなた親御さんの大切な金庫どんな鍵で守っていますか?その金庫が空き巣に持っていかないようにしっかり守れるのが家の鍵です。あなたのお家大丈夫?』

キャッチコピーというものは、目を引くと同時に、自分自身の身に置き換えて考えてもらわなければなりません。

そのためにはまずは出来るだけターゲットを具体化していくことで訴求力の高いキャッチコピーに変わっていくのです。

ぜひともキャッチコピー作成にとりかかってみてくださいね。

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