伝え方工夫してますか?〜後輩の指導〜

研修アドバイザーブログ講師ブログ

こんにちは、ジャイロ営業スタッフのブログへお越しいただきありがとうございます。
今回は職場での後輩(部下)への指示の伝え方について考察したいと思います。

あなたは、他人(たとえ目上の人であっても)からどんな風に言われたら素直に聞けますか?また、逆にどんな風に言われると、反発心が出てしまうか、考えたことはありますか?

人は自主的に動いた方が成果をより出せる

よくある親子の会話で、お母さんが
「早く宿題やりなさい!」と子供に言うと、子供が
「ちょうど今やろうと思ってたのに。折角のやる気が失せちゃったよ」
なんて反抗するシーン、心当たりありませんか?ドラマなどでもよく目にするシーンかもしれませんね。

この会話から分かる通り、人は他人に指示されると反発したい気持ちが生まれてしまう性質があると思います。
逆に、指示の仕方によってはやる気が満ちてくるような感覚を覚えることもあるでしょう。

これらの違いは何でしょうか?
伝え方だと思います。

 

伝え方次第で変わる人の心理

極端ですが、ストレートにそのまま伝える場合と、遠回しに伝える場合とで想像してみましょう。

 

ストレートに伝える

当人たちの関係性にもよりますが、この伝え方ですと、「押しつけ感」「圧迫感」が出てきます。
上述した、親子の会話に似た構図ですね。

遠回し・気付かせる


例えば、その業務(工程)をやっておかないと後から面倒なことになる、というパターンと想定します。
この時、分かってはいても敢えて本人にやらせてみる。そして、案の定後になってから「しまった!」ということになる。

その時は大変かもしれませんが、自分で体験したことが大事。
まず2度も同じ失敗をしないようにしようと思うので、「あれをやっておけばいいんだな」と、自ら気がつくことが出来るのです。

大事なのはここです。『言われなくても自分で気が付ける』という点。

 

 

自ら考え選んだことは前向きに取り組む

指示されたまま動くのとは違い、この場合は『自分で選んだ』という自負があるので前向きに取り組めますし、一度嫌な思い(面倒な思い)をしているだけに、忘れることがありません。

私は息子(3歳)の子育てをしていますが、子育てにも大いに共通する事案だと思っています。
もちろん、小さい子供は経験も知識も無いので多少の声掛けや事前の注意事項伝達は必要な場合もあるでしょうが、基本的な考え方としては同じです。

こちらが言ってから動かすのではなく、自ら動くようになるにはどうしたらいいか、考えてみる。
難しいことですが、その心がけでもだいぶ違ってくると思います。

 

さいごに


一通り個人的な考えを述べましたが、もちろん一概には言えないと思います。
言われる側も、言う側も、様々なタイプがありますので、数え上げれば幾通りもあるでしょう。
部下や後輩の方への指導の時などでお役に立てたらと思いました。
考え方の一つとしてお読みいただけますと幸いです。

 

今日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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