創業を考える(第5回) “『売れるはず』なのに『売れない』のは ビジネスモデルに不連続が生じたから!”
ビジネスモデル(ビジネス形態)にもライフサイクル(生命循環)がある。
新たなビジネスが創業され、それは成長期を経て安定期に至りやがて衰退期を迎えることになる。
こうした、成長・安定・衰退の三期を指してライフサイクルというのであり、経済もこうした
ライフサイクルとは無縁では無い。経済におけるライフサイクルは景気循環の形をとり、
形状としては横においたS字型の曲線を描く。
「歌は世につれ、世は歌につれ」といった人がいた。言いえて妙で、世の中の気持を歌い込んだ
歌はヒットし、その歌に連れて世間の雰囲気が変化し一大ブームとなるのである。ビジネスと
経済(景気)の関係もこれに似ている。経済の流れに乗ったビジネスは大きく成長する。
成長の著しかった戦後型のビジネスモデルに崩壊の危機が訪れている。 戦後型のビジネス
モデルを支えたのは、圧倒的なモノ不足型の経済構造である。
昭和20年8月の15日に日本は終戦を迎えた。無理を承知で始めた戦争は3年8ヶ月に及び、
日本の社会と経済を根底から破壊してしまった。
戦後の焼け野原にたつ人々の多くが家も着る物も失った。履物もそして食べる物さえ満足に
無かったのである。たかだか60年前の日本は食うに困るような国だった。だから、モノさえ
あれば確実に商売(ビジネス)になった。
そうした中、昭和32年に大阪の千林にある店がオープンした。当初6坪に過ぎなかった
その店はモノ不足の中で豊富な品と安売りによってメキメキと売上を伸ばし、昭和55年には
なんと年商1兆円に達した。
流通業としては戦後最大の成長率を記録したダイエーの奇跡である。
経営者は「カリスマ」と呼ばれた。しかし、その人は今はなく、奇跡のダイエーは
再生機構の管理下にある。
このことは、戦後最高のビジネスモデルがライフサイクル上の衰退期の終末点にある
ということを指している。
ダイエーの危機、そして並み居る大手スーパーの苦戦は、景気悪化のせいだとする人も
少なくない。しかし、数字的には景気は長期にわたって回復基調にある。よしんば、
今に倍する景気回復があればこうしたビジネスモデルは息を吹き返すのか、というと、
そんなことは考えにくい。
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