「人対人」の関係性に持ち込む重要性

渋谷ブログ講師ブログ

ジャイロの渋谷です。

今日は、人対人に持ち込む重要性についてです。
今の時代、スマートな提案、ソリューション営業
が重要などと言われることがあります。

しかし、スマートであればあるほどマシーン(機械)
としての関係性に陥りやすい。
マシーンの関係性とは何か? それは、完璧を期待され、
少しの失敗も許されないような取引関係です。

機械=失敗は許されない。

でも今のような不安定な時代では、
想定外のミスやエラーは起こってしまうと
考えたほうが良い。みなさんもスマホの電波が届きにくいと
「イラッと」すると思います。
これは、機械は完璧だから機械という認識があり、
道具として使うものと使われるものとの使役関係が
はっきりしていると言えます。
ですから、使う側の無茶振りに、使われる側は少しのミスも
せずに業務をこなしていかないといけなくなる、というわけです。

人対人の関係性とは、対等な関係性になるという意味合いで、
使役ではなくパートナーシップの関係ということ。
もっと言えば、同じ目的に向かって協力関係を築く仲間として
取引先との関係性を構築するということです。

では、どうすれば人対人の関係に持ち込めるのか?

我が家は半年ほど前にロボット掃除機を購入しました。
そしてこのロボット掃除機がしゃべるんです。
しかも猫の鳴き声で。

時々、掃除中に段差に引っかかったら「助けてニャン。」
普通であれば機械がミスをするとイラッとするハズですが、
私の妻はネコ好きなので、「しょうがないね〜」と良いながら
直しにいくわけです。

機械なのですが、関係性は人対人(?)に近い関係になっている。
人対人の関係性のメリットは、「大目に見てもらえる」点。
機械対機械の寛解性は、「少しのミスも許されない」。
こんな不安定な時代に、完璧を継続するのは至難の業。
そして起こる可能性がほぼないミスを恐れて仕事をするのは
生産性を大きく下げる要因になりかねません。

そういう意味でも、こんな時代だからこそ人対人を改めて
意識していく必要があるのではないでしょうか?
そういう取引先を改めて増やしていくことがこれから非常に
重要になっていくでしょう。