【男鹿市商工会主催】「2022年度　NewDX戦略入門セミナー」開催のお知らせ

セミナー概要

このセミナーは、男鹿市商工会が主催し、DX（デジタルトランスフォーメーション）戦略の入門として開催されました。主講師はジャイロ総合コンサルティングの相原宏美先生で、小規模事業者がアナログを活用してデジタル化を進める方法について解説されました。

セミナーの目的:

• ビッグデータの活用やデジタル化の導入を通じて、コスト削減や販路拡大を目指す。
• 小規模事業者が大規模な設備投資やシステム変更を行わずに、アナログとデジタルを組み合わせたDXを実現する方法を学ぶ。

主要なトピック:

1. DXの基本概念:
   • DXは社内全体の仕組みを改革し、デジタル技術を活用して業務効率を向上させることを指す。
   • アナログ、デジタル、ITの違いとそれぞれの役割について解説。
2. アナログとデジタルの融合:
   • アナログの要素を残しつつデジタルを取り入れることの重要性。
   • 例として、名刺のデジタル化や手書きの手紙による顧客関係の強化が挙げられました。
3. デジタルツールの活用:
   • クラウドサービスの導入により、データの安全な管理やペーパーレス化を実現。
   • SNSを活用して広告宣伝費を削減し、広範な顧客層にアプローチする方法。
   • オンライン会議ツール（ZOOMなど）による交通費の削減や業務範囲の拡大。
4. 具体的な事例:
   • AmazonやNetflix、ZOOMなどの成功事例を通じて、デジタル化のメリットを具体的に紹介。
   • 日本企業のヨドバシカメラの事例を紹介し、EC（電子商取引）事業の成功ポイントを解説。
5. 実践的なアドバイス:
   • 手作業で行っている業務の自動化やデジタル化による効率化の提案。
   • 簡単に始められるデジタルツールの導入方法とその効果。

セミナーの進行:

• 途中での質疑応答や参加者との意見交換を交えながら進行。
• 後半には企業ブランディングの重要性についての解説があり、具体的な戦略や事例を紹介。

まとめ: このセミナーでは、小規模事業者が無理なくデジタル化を進めるための具体的な方法や、成功事例から学ぶポイントを丁寧に解説しました。DXの導入は一度に大きな変革を求めるものではなく、小さなステップを積み重ねることで実現可能であることを強調しました。