【山口県商工会連合会】「令和5年度生産性向上制度改正等課題解決オンラインセミナーシリーズ」開催のお知らせ

セミナー概要

今回は、2023年11月7日に開催された第一回目のプレセミナーの内容をまとめました。

オンラインセミナーシリーズ概要

開催概要:

• 主催: 山口県商工会連合会
• 期間: 11月、12月、1月の3ヶ月間
• テーマ: 生産性向上やDX（デジタルトランスフォーメーション）、労働法改正など

第1回セミナー詳細:

• 講師: ジャロ総合コンサルティング株式会社の大木氏
• テーマ: ローカル中小企業が全国に顧客を作る「1/10000マーケティング」

1/10000マーケティングの考え方

大木氏の紹介:

• 新聞記者出身で、ビジネスの取材や執筆、講師経験が豊富
• 9月に7冊目の本を出版、テーマは「1/10000マーケティング」

1万マーケティングの概要:

• 目的: 地域の中小企業が差別化を図り、1万人に1人の顧客をターゲットにする
• 背景: 少子高齢化による人口減少や都市への若者流出が課題
• 戦略:
  • ローカル性（地域独自の自然、文化、伝統）を活かす
  • 差別化戦略による競争力の強化
  • DXを活用してコスト削減と効率化を図る

具体例:

• 石材店の事例:
  • 地元の石を使ったコーヒーミルの開発と販売
  • ネットを活用して年間9000万円の売上目標達成

セミナーの目的:

• 地域の中小企業が全国や国際市場で競争力を持つための戦略と実践方法を学ぶ
• DXの活用方法を具体的に学び、実践に繋げる

セミナーの進行

講義の内容:

• 地域の強みを活かす方法:
  • 山口県の例（ユニクロ創業者や日産創設者などの成功事例）
  • 地域独自の製品やサービスを全国へ発信する
• DXの具体的活用方法:
  • ホームページやSNSを使ったプロモーション
  • UGC（ユーザー生成コンテンツ）の活用

実践的なアドバイス:

• ホームページ作成:
  • 地域らしさを反映したデザインとコンテンツ
  • 社長自らの顔出しで信頼性を高める
• 価格設定:
  • 新しい価値の創造とそれに基づく価格設定
  • 必要なものではなく、欲しいものを売る戦略

結論

セミナーの総括:

• ローカル中小企業にとって、1万マーケティングとDXの活用は非常に重要
• 地域の特性を活かし、独自の価値を提供することで、全国や国際市場で成功する可能性が高まる
• 実際の事例を通じて、具体的な戦略とその効果を学ぶことができる