【山形県商工会連合会主催】「令和5年度 オンラインセミナーシリーズ」開催のお知らせ

コロナウイルスの影響や変動性の高い社会の中で従来の事業や営業方法がうまくいかない事業者・企業が多くなっております。様々な法律の改正等もあり、我々のビジネスを取り巻く環境は毎年大きく変化をしていく時代です。この『オンラインセミナーシリーズ』では、AI 活用から補助金、インボイスなどあらゆる環境の変化に対応できる、知識・スキルを習得することを目的としております。
Zoom を活用した「オンライン」で行うためパソコンやスマホでも視聴でき、場所を選ばず受講が出来ます!
さらに、2024 年 1 月末まで「見逃し録画」の視聴も可能です。事業環境の大きな変化を乗り越え、あなたのビジネスを全力サポートする全 12 回のセミナーです。
毎回のご参加も 1 回限りのご参加も OK !ぜひこの機会にご参加ください!!

セミナー詳細

お申し込み方法
山形県商工会連合会
日時 2023年8月9日(水)~12月6日(水) 全 12 回
会場 Zoomによるオンライン
受講料 無料
担当講師 ジャイロ総合コンサルティング 髙橋 浩士(たかはし こうじ) ジャイロ総合コンサルティング 松崎 哲也(まつざき てつや) ジャイロ総合コンサルティング 相原 宏美(あいはら ひろみ) ジャイロ総合コンサルティング 中山 望(なかやま のぞみ) ジャイロ総合コンサルティング 白井 有紀(しらい ゆき) ジャイロ総合コンサルティング 雲丹亀 真穂(うにがめ みほ) ジャイロ総合コンサルティング 新井 輝明(あらい てるあき) ジャイロ総合コンサルティング 髙田 佳昭(たかだ よしあき)

セミナーチラシ

セミナー概要

令和5年度 山形県商工会連合会のオンラインセミナーシリーズは、たくさんの成果とともに終了することができました。
以下に、全12回の中から「第6回」と「第8回」の概要を抜粋して掲載します。

第6回「アフターコロナの収益拡大に向けて持続化補助金活用」

山形県商工会連合会のオンラインセミナーシリーズ第6回は、「アフターコロナの収益拡大に向けて持続化補助金活用」についてのセミナーです。セミナーの冒頭、工藤氏がZOOM設定の注意事項を説明し、講師の白井幸先生の経歴を紹介しました。白井先生は保健士としての経験を経て、中小企業診断士の資格を取得し、補助金申請支援で成功を収めています。

本セミナーのテーマである「持続化補助金」は、国や地方自治体が企業を支援するための制度で、特定の目的達成のために税金が使われます。補助金の採択率はおおむね30%から60%で、持続化補助金の場合は約2人に1人が採択されます。補助金は事前に支給されるわけではなく、まずは自分で資金を用意し、事業を実施した後に補助金が戻ってくる仕組みです。採択後も迅速な発注は避け、交付決定通知を受け取ってから発注を行う必要があります。

持続化補助金の主な目的は、「反論開拓」と「生産性向上」です。具体的には、新しい市場の開拓や、業務の効率化を図るための設備投資などに利用されます。補助金の上限額は通常枠で50万円、賃金引き上げ枠で200万円など、条件により異なります。

申請するためには、事業計画書を作成し、審査基準を満たすことが重要です。事業計画書には、企業の概要、顧客ニーズと市場の動向、自社の強み、反論開拓の取り組み、業務の効率化、補助事業の効果などを詳細に記載します。特に、具体的な数値や根拠を示すことで、審査員に説得力のある計画を提示することが求められます。

また、加点項目を取得することも重要です。重点政策加点や政策加点など、特定の条件を満たすことで得られる加点項目を積極的に狙うと、採択の可能性が高まります。電子申請を行うことで加点を得ることもできるため、電子申請の準備を進めることが推奨されています。

最後に、次回の締め切りは12月12日であり、申請書類を商工会に提出する必要があります。早めに準備を開始し、商工会の経営指導員からアドバイスを受けることで、質の高い事業計画書を作成することが重要です。

第8回「やさしい事業承継のススメ」

山形県商工会連合会が主催するオンラインセミナーシリーズの第8回目は、「やさしい事業承継のススメ」というテーマで開催されました。

新井講師の経歴

新井講師はプリンター総合機業界で38年間の経験を持ち、販売店政策や後継者育成プログラムの立ち上げを担当しました。現在は中小企業診断士として事業承継の支援を行っています。

事業承継の現状と課題

日本には100年以上続く企業が3万3000社あり、その多くが事業承継を繰り返しています。しかし、2025年には70歳を超える社長が約245人おり、その半数が後継者未定という現状があります。事業承継は3年から10年かけて計画的に進める必要があり、経営者の計画立てが重要です。

後継者育成のポイント

後継者の育成には時間がかかり、会社法、会計、マーケティング、人材マネジメントなどの分野での勉強が必要です。事業承継の成功には、現経営者と後継者の間のコミュニケーションが欠かせません。特に家族経営の場合、親子間の関係が障壁となることがあります。

事業承継のステップ

  1. 現状分析: 現在の会社の経営状況を把握する。
  2. 会社の強化: 収益性を高める。
  3. バトンタッチ: 後継者に経営を引き継ぐ。

事業資産と個人資産の分離

中小企業では、経営者の個人資産と会社の資産が混同されがちです。事業承継をスムーズに進めるためには、これらを明確に分離することが重要です。

後継者選定のポイント

後継者選定では、リーダーシップや強調性、理解力、多様性などが求められます。複数の候補者がいる場合、最も適任な人物を選ぶための評価が必要です。

金融対策

事業承継に伴う相続税や贈与税の対策として、株価対策が重要です。これにより、後継者への負担を軽減し、円滑な承継を実現します。

具体的な事例紹介

セミナーでは、成功事例や失敗事例を交えた具体的なケーススタディも紹介され、現実の問題点とその解決策について深く掘り下げました。

最後に

事業承継は長期的な計画が必要であり、現経営者と後継者が協力して進めることが求められます。また、外部の専門家の支援を受けることも有効です。

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