【野田商工会議所主催】「2023年度 粗利10%UPの1/10,000マーケティングセミナー」<事業環境変化対応型支援事業>開催のお知らせ

同マーケティング理論は大木の45年に亘る中小企業指導を通じて「帰納論的」にまとめられたものです。
我が国の全企業数の99.7%占める中小企業の活性化の決め手を欠く地域商工会、連合会、団体中央会、商工会議所にとって非常に有益かつ価値のある論(セミナー等のテーマ)として注目されることは間違いないと考えております。

地域の中小企業の弱みと言われている「ローカル性」は実は強みだった。という趣旨のもの「ローカル・ロークオリティ」をどう捉え、どう活かしていくか?クセのあるモノでも買いたい人は1万人に1人は必ずいる。その1人に向けてどのような商品開発をすべきか?DXによる販売手法、SNS活用法など商品開発からプロモーションまで書籍をより実践的に落とし込んだ実務セミナーとなっています。

※事業環境変化対応型支援事業

セミナー詳細

お申し込み方法
野田商工会議所

※FAXでのお申し込みは申し込み用紙を印刷、必要事項をご記入の上お送りください。

日時 令和5年7月7日(金)15:00~17:00
会場 野田商工会議所 大会議室
受講料 無料
担当講師 ジャイロ総合コンサルティング 大木 ヒロシ(おおき ひろし) ジャイロ総合コンサルティング 渋谷 雄大(しぶや たけひろ)
お問い合わせ 野田商工会議所
TEL: 04-7122-3585
FAX:04-7122-7185

セミナーチラシ

セミナー概要

今回のセミナーのテーマは「1万分の1マーケティング」です。これは、通常の市場規模ではなく、1万人中1人の顧客をターゲットにしたビジネス戦略を指します。

中小企業の現状

日本には多くの中小企業がありますが、1990年には480万社あったものが、現在では357万社に減少しています。この減少の主な原因は人口減少と同質化です。人口が減少すると顧客が減り、同質化が進むと差別化が困難になり、結果的に競争に勝てなくなります。

同質化と差別化

多くの商店街や専門店は、大型店と同じ商品を扱っていますが、売り場が狭く、不便なため、大型店には勝てません。これを「同質化」と呼び、これを避けるために「差別化」が必要です。差別化は、競争を避け、独自の価値を提供することです。例えば、地域の特産品や独自の商品を開発し、他店と異なる魅力を打ち出すことが求められます。

デジタルトランスフォーメーション(DX)

現代の商売では、実店舗とウェブサイトの両方を持つことが重要です。ウェブサイトを持つことで、地域を超えた広範囲の顧客にアプローチできます。また、SNSを活用して、顧客とのコミュニケーションを深めることも有効です。例えば、毎日の挨拶や季節の情報を発信することで、顧客との関係を強化します。

顧客との関係構築

1万分の1マーケットの考え方では、一人の顧客との長期的な関係を重視します。例えば、特定の商品を買ってくれる顧客を見つけ、その顧客に合わせたサービスや商品を提供することで、リピーターを増やします。このように、顧客一人一人との関係を大切にすることが、安定したビジネスの基盤となります。

高付加価値商品

高く売るためには、商品の価値を伝えることが重要です。例えば、品質や独自性をアピールし、他店との差別化を図ります。高価格の商品は、顧客にとっての満足度も高く、結果的にリピーターを生み出す可能性が高まります。

実店舗とオンラインの融合

実店舗とオンラインを融合させることで、顧客に対する信頼度を高めます。例えば、実店舗での接客と同様の対応をオンラインでも行うことで、顧客に安心感を与えます。また、オンラインでの購買体験を充実させることで、リピーターを増やすことができます。

地域コミュニティとの連携

地域の商店街やコミュニティと連携し、地域全体のデジタル化を推進することも重要です。例えば、地域の商店街全体でオンラインマーケットを作り、地域の特産品を広く販売することが考えられます。

結論

1万分の1マーケティングの戦略は、競争を避け、独自の価値を提供することにより、長期的な顧客関係を築くことを目指します。これにより、小さな市場でも成功する可能性が高まります。実店舗とオンラインの融合、そして地域コミュニティとの連携が、この戦略の成功に不可欠な要素です。

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