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何故、ジミン党はジニン党になってしまうのか

何故、ジミン党はジニン党になってしまうのか


なぜ自民党で辞任が相次いでいるのでしょうか?弊社の大木顧問にインタビューを行いました。

大木 ヒロシ(おおき ひろし)顧問

 

トップの陥り易い罠→裸の王様

政治は言葉の世界です。人(有権者)に対して自らの思いを伝えるのは言葉以外にはありません。ですから、自らの思う方向に他者を指向させるべく政治家、経営者、トップと呼ばれる立場の人間にはランゲージスキルが大切です。ランゲージスキルとは、言葉に対するスキルであり、それは自らが発するであろう言葉に対する客観的な認識力を持つということです。それを欠くと、立場によっては取るに足らない一言が自身のみならず組織自体に大きな悪影響を与えかねません。先の桜田国務大臣や塚田国交副大事の取るに足らない発言はジミン党してジニン党化してしまい兼ねないということです。

 

もちろん、政治だけではありません。経営も言葉です。戦略も言葉であり、思いの全ては言葉で伝えるしか方法がありません。政治は相手が国です。経営は相手が会社、取引先、消費者に留意せざるを得ません。ですから政治家も経営者も、言葉の工夫が不可欠です。

言葉を失敗すると、人の心は離れていきます。その上企業等のトップの場合、誰も失敗(失言・失態)を指摘してくれません。何度も繰り返せば、信頼が損なわれていき、やがてはとんでもない場面での失言に至る場合もあります。内部的には失敗(失言・失態)は陰では何かと言われているかも知れませんが、声は当人には聴こえてきません。言わば、「裸の王様状態」に置かれてしまうのです。そうなったらお終いです。自分自身が相当に気をつけていなければなりません。

 

立場と言い方(言葉選び)で180度違ってしまう言葉の意味

意図するところ、気持ちは同じでも、発した人の立場や言葉の発し方、相手の捉え方で言葉の意味が180度違ってしまいます。全体的な意図はちゃんとしたものであっても、一部の言葉だけが切り取られてネット上で拡散され、非常に悪い状況に追い込まれることがあります。言葉の発し方、捉え方は人によって個人差があります。政治家の聴き手には複雑多岐な沢山の人達がいます。政治家にシンパシーのある人達(受講者)や支持者、味方の政治家だけではありません。敵対する政治家やその関係者、もしくはマスメディアが聞いている可能性もあります。それだけではありません。個人がネットメディアとしての能力を持つようになりました。各メディアの視聴者も考えに入れなければなりません。聴き手は目の前にいる存在と単純に捉えてしまいがちですが、背景にいる複雑多岐な聴き手を忘れてはいけません。ネットメディアは特にそうです。全体像は関係なく言葉尻が部分的に捉えられ、拡散されてしまいます。

 

真意が伝わらないのは、ランゲージスキルが不足しているから

桜田大臣の発言の真意は「自分は、東北の復興にあたって大事な人財は高橋さんだと思っている、故に高橋さんを支援して欲しいのだ」しかし実際の言葉は「復興以上に大事なのは高橋さん」このため高橋さんを支援して欲しい、支持して欲しいという真意が伝わりませんでした。この発言では「議員の方がよっぽど大事、復興なんてどうでもいい」と捉えられかねません。そして悪い捉えられ方がネットで拡散されてしまいました。本当はどう伝えるべきだったのでしょうか?

「当地の復興に最も熱心で真剣に取り組んでいるのは高橋さんでございます。ホント大事な人ですよ」

「当地の復興に向けて最も大事(重要)な人は高橋さんではないかと思います」

このように伝えれば、賛同を得られたはずです。

 

失言は表現力の乏しさの表れ

政治家は言葉の職業です。失言があるのは、ランゲージスキルにしっかりと取り組む姿勢の無い、考えの無い証拠です。自民党全体がそんなことになっています。このままでは、『ジミン党』ではなく『ジニン党』になってしまいます。

桜田大臣には自己認識が足りませんでした。自分の立場に対して聴き手がどれだけ複雑多岐にいるかを考えるべきでした。失言というのは語彙が足りない、表現力が乏しいために起こります。目立ちたい意識がウケ狙いで不用意な発言をしてしまうのです。

先の塚田国交副大臣(忖度)も意図の無い「ウケ狙い」でした。釈明時に「単にウケを狙ってしまい、真意を捻じ曲げてしまった。今後は厳に気を付けたい」と言えば、辞任に至らず済んだかもしれません。失言の後の「火消し」も工夫するべきなのです。

 

失言の要因は「油断」

経営トップも政治家と同じです。失言をすると裸の王様になってしまいます。陰口は叩かれますが、誰も本人には言ってくれません。繰り返せば、やがては有権者や従業員達から愛想を尽かされてしまいます。

ですからトップは発言に気をつけていかなければなりません。トップが発した言葉は取り消せません。経営者の発言はすぐに社内に広まってしまいます。もしも年がら年中発言を取り消しているトップがいたら、そんなトップには誰もついて来ません。

 

言葉の使い方が明暗を分ける

ランゲージスキルを上げる勉強会、後継社長の為の言葉の研究会を考えております。私は次期社長は、ランゲージスキルを学んだほうが良いと考えております。大臣は失言を指摘され辞任しますが、社長は失言をしても誰にも指摘してもらえず、会社が潰れるまで気が付けません。会社にとって重要なことである、戦略や希望を伝えるにも、言葉を使います。人は言葉について来ます。言葉の使い方はとても大事です。もしも万一失言があった場合の火消しのし方についても含めて、ランゲージスキルを学ぶ場にしたいと考えております。

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大木ヒロシ

フランチャイズチェーンを複数立ち上げた経験を持ち、その経験を元に、セミナーおよびコンサルティングを業務とするジャイロ総合コンサルティング(株)を立ち上げる。現在では、大手企業から中小企業・商店までの多くのコンサルティングにおける成功事例を持つ。また、年間の講演回数は200回を越える超人気講師でもあり、感動と共鳴を生む講演スタイルは他に追随を許さず、日常は多忙を極める。また、「商業界」や「ファッション販売」「食品商業」「日経ストアデザイン」「日経ギフト」「日本のFC年鑑」「独立開業」「オールセールス」「ストアジャーナル」などの雑誌の特集記事、新聞記事などを多く手がけている。

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