ChatGPTセミナー(岐阜県中小企業団体中央会)開催レポート

ジャイロ総合コンサルティングです。
2023年12月13日、渋谷雄大講師によるChatGPTセミナー(岐阜県中小企業団体中央会主催)をオンラインにて開催いたしました。

事前に主催者からは実例を多めにしてビジネスでどう使えるかイメージが湧きやすい講座を行ってほしいという要望を頂きましたので、今回の講座では具体的な活用事例を中心に解説しました。

ちなみに今回の講座のはじめに受講者に聞いてみたのですが、ChatGPTを使っている受講者はゼロでしたがやはり使うまではなかなか進めていないのだなと実感。まずは、ChatGPTを使うメリットが伝わり、スタートできるようにと講座を修正しスタート。

ChatGPT公式サイト

ビジネスで使えるChatGPT活用のポイント

岐阜県内の事業者の皆様と共に、AI(ChatGPT)をビジネスに活かす方法について深く探求したこのセミナー。地域の事業発展に貢献するためのAIの活用方法を中心に、実践的な内容をご紹介しました。

ChatGPTを日常に活かして業務効率化

まずは、nottaという文字起こしサービスとChatGPTを用い、話し言葉を文字に変換し、要約してウェブサイトに掲載する方法から講座はスタート(八百屋の親父らしい話し言葉をまとめることでその人らしいサイトができます)。このシンプルながらも効果的な方法は、特に中小企業における情報の共有や顧客へのコミュニケーションに大きなメリットをもたらします。その他、CaptionsというAIを使った動画の翻訳アプリを組み合わせてインバウンド対応を含めたAI活用法も紹介させて頂きました。

続いて、ChatGPTを利用した実践的なビジネスアプリケーションについて掘り下げました。販促アイデアの生成やカスタム指示の設定、メール作成やスケジューリングなど、日々の業務を効率化し、さらに新たなビジネスチャンスを生み出す可能性についてお伝え。

ここでのポイントは、カスタム指示の設定。ChatGPTの使いやすさは段違いに変わります。
私は「マツコ・デラックス風に答えて」とカスタム指示にいれていますので、やり取りがマツコ・デラックスとの対話になっています。こうすることで、ChatGPTに親しみやすさと気軽さをプラスし、難しいことを分かりやすく噛み砕いて答えてくれます。

ChatGPTでスケジュール作成

セミナーでは、セミナースケジュールをChatGPTに立ててもらいました。下記のようにやるべきTODOをまとめてくれたりもします。

複数の生成AIを同時に使えるChatHub

複数の生成AIに同時に質問できるChatHubを紹介。業務効率は飛躍的に高くなりますし、ファクトチェックもしやすくなります。セミナーでは「今年の世相を表す漢字は?」という問いにすべてのAIが答えてくれました。そして答えの切り口もそれぞれで特徴が出ていますね。

ChatHubを紹介しているブログ

営業資料の効果的な作成

営業活動における資料作成の重要性を強調し、その具体的な作り方を実演しました。特に地域のビジネスに根差した企業にとって、効果的なプレゼンテーション資料は大きな武器になります。

AIのクリエイティブな活用

AIのクリエイティブな側面を探求するセッションでは、画像読み取りによる経営分析、新しいパッケージデザインの生成など、岐阜県内の事業者にとって実用的な内容をご紹介しました。これらの技術は、地域産業の発展に寄与する新たなアイデアを生み出すきっかけとなるでしょう。

私の結婚記念日の写真をもとにイラストを作ってもらいました。いい感じです。

次にメガネ屋さんが参加されていましたので、眼鏡のデザインを作ってもらいました。明治の文豪がそのままメガネに反映されましたが、これはこれで良いかも。独創的ですね。ヒントにはなります。

最後に、私のイラスト。

MYGPTs:自社専用のGPT

最後に、自社専用のGPTを作成する方法を紹介しました。名刺データや顧客情報の活用についても触れ、これらのテクノロジーが岐阜県の事業者にどのように役立つかについて深く議論しました。

このセミナーを通じて、AI技術が岐阜県内の事業者にとって大きな価値をもたらすことを実感していただけたのではないでしょうか。私たちのビジネスに革新をもたらすAIの力を、これからも積極的に活用していきたいと思います。

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