社会人としての心構えと「型守破離」

渋谷ブログ講師ブログ

ジャイロ総合コンサルティングの渋谷です。

先週金曜日に大和商工会議所にて
新入社員研修の講師として登壇いたしました。

こちらは毎年ご依頼いただいておりまして、
今年も全3日間を担当させていただきます。
先日は初日ということで、30名弱の新入社員
の皆様に色々とお伝えさせていただきました。

初日は、社会人としての心構えとビジネスマナー。
毎年受講者の印象に残るのが「型守破離」。

千利休の利休道歌の「規矩作法 守り尽くして
破るとも離るるとても本を忘るな」
が大元と言われています。

新入社員研修はいわば「型」を学ぶ場所。
その型を徹底的に守り続けることで、
自然と個性がにじみ出てくるようです。

個性は「出す」のではなく「にじみ出る」。
人生の大半は「守」である。
守を大切にしていると、
いつしか自分らしくなっているんですね。

もうひとつ大切なのは「本を忘るな」。
「離」に至ったとしても、自身の原点
である「型・守」の精神を忘れるな。
という意味。

社会人として成長するためには、
正しい型を正しい人から学び、
正確に真似をして守り続けること。
原点を大切にし続けていく。

これが元になって中村勘三郎が、
「型がある人間が型を破ると型破り、
 型がない人間が型を破ると形無し。」
という言葉になったと言われます。

型を極めることで
はじめて型破りな人材になれる。
そんなお話を毎年させていただいております。

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