「顧客が顧客を創る、新たなDXの仕組み」UGC作戦 ~「1/10,000マーケティング」理論の序説(8)
前回の記事は↓
UGC(User Generated Content)とは、ユーザー(お客)が
自らの購買経験に基づいてつくるコンテンツのことを指す。
簡単に言ってしまえば「ネット上の口コミ」という事になる。
UGCは新規客に対しての信頼性が高い。「売手(企業側)は
売りたいがために良いコトばかり言う」と考える消費者は
少なくない。しかし、UGCはお客が買った経験と使用した
経験に基づいているから信頼性は高いと感じる人がほとんど
であり、顧客に対するアクセスを強く動機づける。
ブランドのファンやフォロワーが自分たちの意見や体験を
共有し、他のユーザーとつながる機会を提供することになる。
これにより、ブランドのコミュニティが形成され、
エンゲージメントが高まる。
UGCは、販売者が自身でコンテンツを作成するよりも
低コストで済む。お客が自発的にコンテンツを生成し共有する
ことで、拡散・拡大する可能性は高い。
多くのローカル・中小企業にとって売上不振は今に始まった
事ではない。
バブル崩壊、リーマンショックと続いた経済不況に加え、
ローカルは少子高齢化の進行の中で消費人口(お客)を
20年以上をかけて減らし続けた。
そして、ジリ貧の後のドカ貧が始まろうとしている。
そうした中でDXが言われ、新たなインスタグラムをはじめ
無償で使えるネット・コミュニケーション技術が実用化
している。
20年かけて減らした顧客を今日から一人ずつ増やしていく
ことはできる。
自社のホームページとSNS上手に組み合わせ、今日から
1人ずつお客を増やしてみないか。そしてUGC活用で
「お客がお客を生む」ことになれば、数年で往年売上を
回復させ収益を倍化することは夢ではない。
最も有効と思われる販促手段がコスト的にはほぼゼロに
なっている、というのが新・インフルエンス(UGC)販促の
特徴でもある。ぜひ、試みていただきたい。
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