「売れ筋」という考え方がもたらす誤謬 ~「1/10,000マーケティング」理論の序説(5)
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地域型の中小企業であるあなたは商売をするにあたって、「どんなモノを売りたいですか?」と問われ「それは、誰でも買ってくれるモノ、すなわち売れるモノ」と言ったら、それは苛烈で不毛な価格競争に巻き込まれ、確実に儲けを失うことになる。
「売れるモノ」すなわち「売れ筋」はどこかで売れていると言う情報に基づく。結果的に売れ筋は「後追い」になり、価格競争に巻き込まれ中小企業に利得をもたらさない。
中小企業にとって売れ筋とはウチ(地域と自社)にあるものから考え出す・作り出すものだと考えるべきだ。
「自分が売りたいとモノ」とは、そのモノにあなた自身が興味と関心があり、それが「好き」である筈だ。であれば、あなたと同様にそうしたモノ(商品)に「興味と関心をもち好きだと思ってくれる人」は1万人に1人程度は必ずいる。
それが、1/10,000マーケティングの真骨頂だと考えていただきたい。
例えば、東京の人口は1,396万人で1万人に1人でも1,396人に上る。1人に月間で千円買ってもらえれば
12,000円/年となり、売上額は1,675万円となる。20年かけて下げた売上も数年でカバーできるケースが増えているのだ。
首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城)で考えれば5,320万円となり、従業者の雇用も充分に可能な規模になる。
1/10,000マーケティングとは、他には真似ができない「それぞれの地域独自の伝統・文化・風物等に培われた、独自の製品・商品・サービスによる付加価値」を基にして、大手企業が手を出しにくい超ニッチ・マーケットを、すなわち「大手にとって規模的に小さすぎて効率・効果が得られない。よって手を出さない、出せない」範囲としての「1万人に1人」を対象にして、顧客との人間関係構築(生涯顧客化)を軸に、事業拡大よりも事業の持続性に重きをおく、ローカル・中小企業のためのマーケティング手法であり、ローカル・中小企業にとって勝ちを収めるために残された手段(経営戦略)の一つである。
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