殿様の家臣がインターネット

総務省の通信利用動向調査によると2009年4月段階で国内の利用者数は9,091万人、普及率は75.3%となっています。この結果からみるとインターネットの重要性は日々増しています。
ではなぜインターネットというツールがこれほどまでに普及したのでしょうか。

今の時代に合致したツールであると言えます。

人口減少時代にインターネットは有効なツール

2006年前後から日本は人口減少時代に突入し、主役が変わりました。人口増加時代の主役は『企業』でした。一方、今のような人口減少時代の主役は『消費者』に転換しているわけです。
主役=殿様と置き換えましょう。当然、殿様がいる城下町に市民は集まってきます。
人口増加時代は殿様は企業でしたので、新製品・新店舗などを開発・出店すればある意味何もしなくても人はその周りに集まります。殿様の周りには自然と市民が集まる訳です。

一方、人口減少時代に入り主役=殿様が『消費者』に変わると立場は逆転し、企業が市民の立場となりました。

要するに、消費者に寄り添うように企業が集まってくる構造です。
その典型例は、「F1世代や団塊世代、アラカン、アラフォー」など、消費者に合わせて企業が戦略を変えるようになってきています。

さらには殿様自らが情報を取りにわざわざ城下町までおりる事はしません。
普通は、家臣に命じて市民から情報を収集するはずです。実はこの家臣の役割を果たすのがインターネットです。インターネットという家臣はどのような情報でも家(城)にいながら収集できるのですから優秀な家来と言えます。

SEO対策とは家臣に知ってもらうことである

殿様にとって、優秀な家臣経由で情報を収集するようになりました。従いまして、殿様である消費者に知ってもらうために必要な事は、家臣であるインターネットに認識してもらうことです。

この優秀な家来に見つけてもらうようにする対策が「SEO対策」なのです。SEO対策(検索エンジン最適化)と言い、あるキーワードで検索された時に上位表示されるようにする対策の事です。

要するに、家臣に見つけられる事=殿様が欲しているキーワードで上位表示されること、です。では、その家臣の情報網から殿様(消費者)のお眼鏡にかなうにはどうしたら良いでしょうか。
簡単に言えば、「殿様にとって分かりやすい」ことです。

そもそもインターネット(家臣)は、殿様の指示に従って検索するわけです。検索されるキーワードは、殿様にとって分かりやすいキーワードで検索されます。

例えば、「殿様がハワイに旅行に行きたいのじゃ」と思えば、家臣は「ハワイ 旅行」と調べますし、「ワシャ倹約家だからハワイに格安で行きたいのじゃ」と言えば、「ハワイ 旅行 格安」と調べます。
「ハワイ 旅行 格安」で調べた時に数千、数百万といった旅行会社のホームページが表れます。その中でも気になった、A旅行会社のホームページとB旅行代理店のホームページを比較します。

A旅行会社はハワイ専門の旅行会社で、キャンペーン価格で格安販売をしている。ホームページのタイトルは『ハワイ専門旅行会社~ハワイ専門だから格安で提供出来ます~』
一方、B旅行代理店はハワイだけではなく、ヨーロッパや韓国など様々な旅行先を案内しています。しかも価格も格安から高級まで幅広い。

上記の場合、A旅行会社とB旅行会社、その殿様はどちらを選ぶでしょうか。もちろん具体的で分かりやすい旅行会社を選びます。

SEO対策でまず必要なことは、お客様は誰なのか?そのお客様が探すキーワードは何なのか? インターネットという家来の情報網に引っかかるためにまず必要なのは、家臣に見てもらえるようなSEO対策を実施する事にあり、しかもテーマが絞られている事が必要なのです。

まずは家臣に見つけてもらえるように対策を打つ必要があります。

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