販売促進計画&実施は失敗する前提で考える
工務店向けの営業力強化研修の講師で愛知県に来ております。
今日と明日の2日間で営業や販売促進に関してお話しさせていただきます。
販売促進計画は失敗する前提で立てる!
物事は失敗する前提で立てたほうがうまく廻るってことは良くあります。
逆に成功する前提で計画を立ててしまうと、計画通り行かなかった場合のリスクが大きくなったり、モチベーションが必要以上に低下してしまう事も。
特にはじめて取り組む内容だった場合、計画自体が机上の空論であることのほうが多いです。
机上の空論で立てた計画ですから、失敗するのが当たり前。
『何回か失敗する』という前提で計画を立てることが重要となってきます。
このような発想で計画を立てる場合のポイントがいくつかあります。
出来るだけコストを掛けずにスタートする
失敗する前提で立てるのですから最低限のコストからスタートすることが重要です。
成功する前提で立てた計画は、コストが高くなりがちです。
最低限のコストで始めましょう。
複数の販促策を同時並行で実施する
ひとつの販促策に過大な期待をかけず、複数の販促策を同時並行的に実施していきましょう。
その結果、当たった販促策を本格的に取り組めば良いのです。
小さな創意工夫を常に行う
ポイントは、『小さな創意工夫』の繰り返しです。
実施しっぱなしではなく常に小さな改善を行っていきましょう。ただし、余計なコストや労力をかけるほど大きな改善ではなく、日々行える小さな改善を行っていくことが重要です。
撤退時期やタイミングを決めておく
結果、どうしてもうまくいかないことは多々ありますね。
もう少し、もう少し、とこのような販促実施のやり方をすると、ズルズルと継続していってしまうことがあります。
ですから、予め撤退目標を立てておくことをオススメします。
その対策が十分に成果を上げるかどうかの判断時期を決めておくことで、無駄なコストを無くし、様々な可能性を探ることが出来ます。
中小企業の販売促進や営業強化は小さく数打つことが重要です!
今の時代、何が当たって、何が外れるかが読みにくくなってきました。
そんな中で中小企業がやらなくてはならないのは、小さい対策を数打つこと。その中からヒットが生まれるということです。
このあたりをしっかりと頭に入れながら販売促進、営業強化策を打って行きましょう。
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