西野監督のビジョン

渋谷ブログ講師ブログ

サッカー日本代表の西野監督の戦略は最高でしょ

日本チーム。

当初の下馬評とは異なり、見事に決勝トーナメント進出しましたね。

私自身はにわかサッカーファンなので、細かなことをとやかく言えませんが、

少なくとも、西野監督率いる日本代表チームにはとても興味を持ちました。

 

経営上は、弱者である日本チームが取るべき戦術としては最高だったと思います。

メリハリをつけた作戦。

はじめの2試合でチーム全体に勢いを付けベストチームで臨み、

第3戦では、6人も選手を入れ替え戦力温存。

かなりの確率で決勝トーナメントへ行ける状況だったので、

そこでは最低限の成果を出せば次のステージへ行ける。

 

西野監督の中には、もともと決勝トーナメントで勝つことが

当然の目標としてあったようにも感じます。

そう考えると、W杯前の連敗もそのための下準備のように感じられます。

 

西野監督って長期ビジョンが明確なんだな

 

経営者として必要なビジョンと目標が明確に、強烈に存在していた。

その目標を達成するために、必要なことを逆算して手を打っていった。

もちろん途中で負けたり、周囲の批判を受けることも予想していた。

 

また僕たちのような見物客とは違い、

西野監督には時間軸が違うのだと感じました。

 

我々見物客は、1試合1試合目についての評価を下していますが、

西野監督は、最終目標=決勝トーナメントで勝利する。

という時間軸で考え、ひとつひとつの試合はその過程に過ぎない。

だからこそ批判すら受け入れられる。

 

西野監督の度胸はすごい!って最初思っていたのですが、

翌々考えて見ると、ビジョンが明確にあることなんだと。

試合ひとつひとつの勝ち負けではなく、全体で考えれば当然取るべき方策。

 

ビジョンを持つことで、

軸が明確になるため周囲からの批判や評価に左右されず、

自身の行動に自信を持って突き進むことができます。

 

逆に長期的なビジョンがない人は、

目の前の出来事に左右され、人の意見に右往左往する。

結果、道から外れているにもかかわらず、気がつくことができない。

 

そういう経営者を沢山見てきました。

 

ビジョンや経営理念なんていらない。

という人もいますが経営者ってそういう拠り所を作らないと、

自分自身の決断にブレが生じるものなんです。

 

兎にも角にも、日本代表おめでとう!!

 

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