「治にいて乱を忘れず」そして「乱にいて治に備える」

「治にいて乱を忘れず」、英語では「If you want peace,
prepare for war.」という言葉があります。
裏側から見れば、「乱にあっても、やがて来るであろう
平時に向かって考えをめぐらしておくべき」
との考え方もあると思います。

コロナパンデミックという未曽有の危機のさなかでの
ロシアによるウクライナ侵攻は、結果として
世界経済に大きな混乱を引き起こしました。
我が国の経済も例外ではなく、消費者物価は2.1%となり、
十分な賃上げが無い中で家計負担が増すという
「悪いインフレ」となっており、中小企業にとって
市場環境の厳しさは募るばかりです。

しかし、一方で4月末からの大型連休後の
国内感染者数は急増とはならず、政府筋からは
一定の条件下ならマスクを着用する必要はない
とする見解も発せられました。
飲食店等の規制、感染防止に向けた水際対策の緩和等々、
いよいよコロナ感染防止対策と経済を両立させるという
afterコロナへの経済対策シフトが始まった
とみることができそうです。

すなわち、「乱にいて治に備える」ということで、
withコロナからafterコロナに向けた事業対策を
講じる時期に入りつつあると思われます。

対策の一つとしては消費回復が早く、かつ大きな
都市部に向けて新・販路の可能性を探っていく
ということです。

都市部に展開する地方の物産館の多くがGW中も
大変に混雑していました。コロナ禍という自閉的な
生活からの反動のように「気分転換型消費」が
動き出しており、そこに向けて「ローカル」ならではの
商品を売り込むチャンスです。

人口減少の傾向が治まらない我が国では「売上」より
「粗利」の高い事が経営的な有利となります。こうした
気分転換型消費はいわば感情型の消費性向を有する
ことから、コモディティー商品とは違って価格についての
拘りが少なく高粗利を見込むことができます。
加えて、「リモート販売・営業システム」により
限りなく0コストで販路を構築できる可能性が
高まっており、経常利益額・率を大きく上げる、
いわば「儲かる企業」に転換する
大きなチャンスが出現しているのです。

withコロナのこの時期だからできる・成功する
「誰でもできるDX対応の新・販路開拓」セミナーの
カリキュラムが完成いたしました。
ぜひ、気軽にお申しつけください。

大木ヒロシ

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