新刊案内 1/10,000マーケティング
「売れるモノ」を売るな、「売りたいモノ」を売れ!
ローカル・中小企業にチャンスが見えはじめた。
往時は年商3,000万円で、夫婦2人と子供1人の家族経営。35%程度の粗利は確保でき、1,050万円の粗利でも、家賃等の固定費が低いために十分にやってこられた。それが、地域顧客の大幅減少で3,000万円の年商が2,000万円以下になり、「食えなくなった」のが現状なのだ。
地域の人口減少(顧客減少)が中小企業の経営を圧迫し、結果的に人口流出が増加するという悪循環から抜け出せない。
最早この手しかない!しかし、私たちの身のまわりにあるもの(地域の文化・伝統・風物利した商品開発)を存分に活用すれば、道は開ける。注目されているDXという概念はローカル・小規模・起業家・高齢者の不利をカバーしてくれるものである。
本書は「ローカル・中小企業が失った売上を取り戻し、しっかり儲けるため」の実践論。
主な内容
1章 シン・差別化戦略「1/10,000マーケティング」
- ローカル中小企業はなぜ「勝てない」のか
- 「同質化競争」しないための「差別化」が勝ち残りの条件
- ローカル・中小のシン・差別化戦略「1/10,000マーケティング」
2章 ローカル・中小企業の強みとは?
- ローカル・ハイクオリティは間違っていないか?
- 顧客がお金を払うワケ
- 競争しないモノ・サービス(コミュニティ)が持続的成長を約束する
3章 自社の業務を分解し、利益の源泉を考える
- DX(デジタル化)とは何か
- DX時代にリアルな「ミセ(会社)」があることの価値
- バリューチェーンの一部をデジタル化してみよう
4章 必ず売れる・儲かる! ローカル・中小企業のDX対応の具体策
- ネットとリアルの兼業型が最強の形
- 成功するホームページのリニューアルの考え方
- 1/10,000マーケティングにおける「SNS」の活用
5章 大きくなるよりも「続く」会社へ―200年企業を目指して
- ビッグカンパニーからサステナブルカンパニーへ
- 老舗こそ、デジタル・インターネットの世界で活きる
- ローカル・中小企業の1人あたり生産性が高まる時代になった
著者プロフィール
大木ヒロシ
ジャイロ総合コンサルティング株式会社 会長
ジャーナリスト(タブロイド紙記者)を経て実業に入る。フランチャイズチェーン本部をはじめ複数の企業体を立ち上げた経験を持ち、そうした経営実務経験をもとに、セミナーおよびコンサルティングを業務とするジャイロ総合コンサルティング株式会社を設立。実業のかたわら、流通系の雑誌・新聞を中心に30年にわたり寄稿を行なう。自らの経営経験と取材を通じた客観を織り込んだ記事は実践的と評価され、読者の人気は高い。年間の講演回数が150回を超える超人気講師でもあり、感動と共鳴を生む講演スタイルには定評がある。
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