知って得するビジネス活用セミナー〜ChatGPT・生成AIって何?開催レポート

ジャイロ総合コンサルティングの渋谷です。
本日は、平塚商工会議所主催の知って得するビジネス活用セミナー〜最近耳にするChatGPTや生成AIって何?に登壇させていただきました。受講者は30名を超える方からお申し込みをいただいており大盛況のうちに終了。AI初心者からAIを活用している方まで幅広い事業者の方々にご参加いただきました。

AIマニアにならない

AI活用セミナーというと、普通はAIをフル活用しましょう。という切り口でお話する講師が多いのですが、僕自身は「マニアになりすぎない!」ことが重要だと思っています。最新のAIを追い求めて、いつくものAIを複数使いこなす。いや、好きなら良いです。講師やコンサルタントは、AIを紹介する立場ですのでたくさん使うことがひとつの仕事でもあるわけです。だから講師としてへ、全部便利だから使おうね。という発想になりやすい。でもITやAIに不慣れな経営者からすれば、勉強した途端に新しいAIや技術が生まれていくわけです。ついていくだけで必死、みたいになりがちです。

AIを活用する目的は、業務効率化を進めて生産性を高めることです。AIを習得するために膨大な時間を割く、それって本末転倒。苦手とする業務はなにか?時間が取られている業務はなにか?を特定し、その作業量は半分以下にすること。そして空いた時間は別の事に使う。AIを使うべき仕事は、生産性が低い、またはない仕事(たとえば会議の議事録作成など)の時間を圧倒的に短縮させ、その空いた時間を生産性の高い業務に振り分けること。

よく陥りがちなのが、AI活用で空いた時間に、またAIを組み込むこと。
業務効率化して空いた時間には、生産性につながる付加価値業務を組み込むことが大切です。

ここを間違えると、ただ忙しくなっていくだけです。

AIはイタチごっこなので追いかけない

AIの進化は止まりません。ChatGPTがバージョンアップをしたら、すぐにClaudeも後を追って進化する。その合間を縫って、NotebookLMというAIが登場して話題になる。そんなAI戦国時代がAIツールの世界です。

こんな世界で、最も性能の良いAIを経営者が追い求め続けることは非効率です。それよりも考えるべきことは自分の業務にあったAIを選択し、それを継続して使い続けることです。追い越し追い越されている状況では、デファクトスタンダードになり得るAIを継続して使うことに意識を向けること。

もちろんAIそれぞれの特性がありますので、自社の業務内容を踏まえて、どのAIがベストかを判断し使い続けることです。

対話・文章生成型AI

ChatGPTは、占い師、という言葉ありますが、複雑かつ答えのないような相談に乗ってくれる壁打ち相手として役立ちます。

Claudeは、文章生成(長文かつ自然な文章生成)が得意ですので、文章作成が苦手な方や文章関係を強化したい場合はClaude。

検索型AI

検索が苦手な人にはPaplexityのような検索型AIがおすすめです。つい最近、ソフトバンク携帯のユーザーには1年間無料で使えると孫正義がは発表したことでも話題です。

ソフトバンクユーザーではないのでしたら、LINEMOを契約することで月額900円でPaplexityが1年間使えます。https://www.linemo.jp/service/perplexity-ai/

ご自身の仕事や特性にあったAIツールを選択することが大事です。僕たちのようなコンサルタントは、AIツールを紹介する立場だから色々と活用しますが、AI活用が本業ではない受講者の皆さんの場合は、絞り込んで使うことをおすすめさせていただきます。

AIセミナーでお伝えしたツール

といいつつも、今回のAIセミナーでは、自分の課題解決につながっていただけるように様々なAIツールを実際に操作しながら学んでいただくことで絞り込みを行っていただきました。

  • AI文字起こしツール(ClovaNote)
  • AI動画生成ツール(NoLang)
  • ChatGPT
  • Claude
  • Perplexity
  • NoteBookLM
  • Canva
  • Dify

まずは自分自身に本当に必要なAIを見つけ出すことから始めてみてください。

ジャイロ総合コンサルティングのAI活用セミナー

ジャイロ総合コンサルティングではAIマニアにならないために、業務として本当に必要なAI活用を実践的に、そして、楽しく学べるような講座を展開しています。生産性を高めるために必要なAIセミナー開催を検討されている方はお気軽にご相談下さい。