『売らない』で売るの意味を勘違いしていないか?

『売らない』で売るの意味を勘違いしていないか?
高橋浩士さんの売れないあなたは、実は売っていないのではないか?という記事を拝見しました。
売っているか、売り込んでいるかはコミュニケーション次第ということです。
という言葉ですが、まさしくそのとおりではないでしょうか。
売り込むべき点で売り込むことが重要
売らない販促コンサルタントとして活動している中で、良く誤解されることがあります。
最後まで売り込みしなければ売れるわけないのです。
私がいつも講座内で解説しているのは、売り込むべき『点』を見つけて的確に売り込むことが重要だということ。
売り込むべき『点』というのは、相手がこの人からなら買っても良いな〜、この人が扱っているものってどんなものなのだろう?という興味関心を持ち始めた瞬間のことです。
売れないのは、相手があなたに興味関心を寄せはじめたその瞬間を見逃しているからです。興味関心を持ち始めてもしばらくすると人は興味関心を失ってしまいます。
全く、買う気が無い段階であなたがどれだけ売り込んでも、あなたの言葉は右から左へ流されて終わり。
その逆に、相手があなたに興味を持っているにも関わらず、最後まで売り込みせず「いいひと化」してしまっている事も多い。
点でアプローチできないのならば、線でアプローチせよ
ただし、この点を探すのはとてもむずかしく、かなりの経験を積んでいかないと察知できません。
点の見極めが難しいと感じている方にオススメなのは、線でアプローチしてはどうだろうか?ということです。
相手が商品を購入するタイミングというのは、人それぞれ異なりますし、相手があなたに興味を持つタイミングを読むことは難しい。
だとすれば、点を繋いで線にしてしまえば良いということなのです。
例えば、FacebookのようなSNSは、知り合いと日々接点が持ち続けられるツールの有効活用です。
Facebookでつながることで、相手との接触が線に近づいていきます。
Facebookほどではなくても、ニュースレターなどのツールが定期的に届くことで、相手の「欲しい」という点に合わせることができるようになるのです。
点が難しければ、線でアプローチする方法を考えてみましょう。
追伸:直接お会いしたことはまだないのですが、高橋さんの考え方って、私ととても良く似ていますし役に立つ記事が多いのでぜひ読んでみてくださいね。
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渋谷雄大
神奈川大学卒業後、訪問販売会社にて最年少トップセールスを樹立。 その後、サプリメント専門チェーン事業部門の責任者として、ショッピングセンター・百貨店などへの出店戦略をはじめとして、人材育成、プロモーション・広報などを一手に引き受け多店舗展開を達成する。 その後、同社が倒産、サプリメント専門チェーン事業の譲渡交渉を担当。サプリメント専門チェーン事業を自然派化粧品会社譲渡成功に導く。自然派化粧品会社では生涯顧客化、ファン育成の実践ノウハウを獲得。自然派化粧品会社を退職後、WEBを活用したプロモーションを実践。営業強化、店舗戦略、人材育成、販売促進、Webコンサルティングなど幅広い分野でコンサルティングを行う。 講演数は年間150回を超える人気講師である。 現在はFacebook、Instagram、LINEなどソーシャルメディアを活用した、顧客育成コンサルティングプログラムや営業力強化など企業の収益向上コンサルティングを中心に展開している。

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