チラシに載せる商品のポイント(販促チラシで反応率UP講座)

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チラシにはどのような商品をどのくらい掲載していけば良いのでしょうか?という点について解説していきたいと思います。

チラシの商品数と◯◯は比例する

チラシにやたらと多くの商品を掲載したがる経営者が多いのですが、こういうケースの場合、多くは何を掲載すれば反応があるのかに自信が持てないために幅広く出来るだけ多くの商品を掲載したくなるようです。

人は不安であればあるほど、出来るだけ幅広くかつ沢山の情報を掲載することでリスクを出来るだけ回避したいという考えに至ります。沢山の商品を掲載しておけば、どれかがいつか当たるのではないか?と言う心理です。

これは勿論逆効果で、紙面が限られているチラシの中に商品を詰め込めば、それだけ一点一点の商品の情報量は少なくなってしまいます。

ただ、商品点数を増やしたほうが良いチラシというものも存在します。

ヨドバシカメラなどの家電量販店のチラシがこれにあたります。このような家電量販店やバラエティショップ型のチラシは、圧倒的な品ぞろえをイメージさせるために商品点数を増やし、主な目的を来店に置いています。とても広い売り場を読み手にイメージさせ、帰りに立ち寄ってみようか?という気持ちにさせるのが目的です。

このようなチラシの場合は、最低でも70アイテム以上の商品掲載が必要となります。

おそらく、多くの企業ではそこまでの商品点数を掲載することは難しいでしょうから、商品点数を絞り込んだチラシ作成にチャレンジして欲しいと思います。

チラシに掲載する商品数

様々なチラシを作成したり、コンサルティングしてきましたが、チラシに掲載する商品数は3点に絞り込むことをオススメします。

人は3つから1つ選択するという行動が最も行動しやすいと言われていて、4点、5点と点数が増えるに従って相手が短時間かつ冷静に商品を選択することが難しくなっていきます。チラシというものは、短時間の中で相手に決断を促すツールですから、その短時間で相手に的確に選択肢てもらうことが重要となるのです。そういった意味でも、3点に絞り込むことはとても有効な手法だと言えます。

集客商品をチラシに掲載しよう!

ではチラシにはどのような商品を掲載していけば良いのでしょうか?

自社で売りたい商品?利益率の高い商品?

答えは、出来るだけ多く売れる、皆が知っている、単価の安い、集客商品をメインに持ってくることです。

いきなり高額で、誰も知らないような商品が掲載されていたとしても余程の事がない限り購入には結びつきにくいのが現実です。

チラシは行動のキッカケを作ることが目的であり、自社で本当に販売したい商品があるのであれば、それは来店後にじっくり接客しながら販売に結びつけたほうが効率は良いはずです。それよりもチラシでは、より多くの方に来店してもらうためのキッカケづくりですから、認知度の高い商品で普段は品薄な商品を目玉(集客)商品として持ってくるのです。

今ですと、子どもたちの間で大人気な『妖怪メダル』というものがあります。現在ほとんどどこのお店でも品切れとなっており、入荷されるたびに大人たちが子どもたちのために行列して購入するオモチャです(かく言う私も行列に並びはしませんが、息子のために奔走したことあります)。こんなものは最高の集客商品になりえるのですが、そういうものでなくても、沢山の人に使われて、安いものを目玉にすることで来店を促すことは可能です。スーパーマーケットで良く目玉商品にされているのが『卵』では無いでしょうか。これは多くの人が購入し、安いものですから目玉商品となりえるのです。

あなたのそのチラシには『売りたい商品が載っていますか?』それとも『売れる商品が載っていますか?』

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