枚方青年会議所では普通の会社向けSNSセミナーをさせて頂きました

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枚方青年会議所で普通の会社向けのSNSセミナー

枚方青年会議所の5月度例会でSNSで心をつかめをテーマに講演会の講師として登壇させて頂きました。

事業者がSNSを使うタイミングとは?

SNSセミナーで必ずお話することは「コンサルタントを信用しない」ということです。実はコンサルタントの役割ととても重要な関係があります。

それはコンサルタントが講師として呼ぶ主催者の目的は 最新情報 を知りたいという事です。

逆に言えば、最新情報を常に話さなければ講師として呼ばれないとも言えます。

ただし問題は、最新情報を知っていることが事業者の儲けにつながるか?という事です。

私は必ずしもそうではないということです。

事業者の90%以上は、いわゆる普通の商品を普通に売っている会社だと思います。一方で、20%の会社がいわゆる尖っている商品を尖った売り方をしている会社です。

最新情報が必要な会社とは、20%の尖った会社だと言えます。面白い商品を常に開発し、非常に強力な情報発信手段をもつような会社です。

一方で残りの大半の会社は、最新よりも少し遅れて世の中に浸透してしまったくらいで参入したほうが事業としては儲けを大きくしやすいといえます。差別化・付加価値を付けることができている会社は最新情報を最大活用すること。一方で、そうでない会社は最新よりも少し遅れたくらいにはじめる方が手堅く儲けることができます。

 

セミナーに来る会社は80%が普通である

で、本当に尖った商品や売り方を持っている会社はそもそもセミナーなどを聞く必要がないということです。自分自身で色々とチャレンジして最新情報を自らの情報網で見つけ出しています。

逆にセミナーに参加している会社の大半は「普通」であるということ。

普通だからこそSNSの活用方法に悩み、講演会やセミナーに参加して突破口を探したいと考えているわけです。

 

そんな会社にとって必要なのは、最新より少しだけ遅れた情報なんです。

 

最新情報をフル活用してビジネスに繋げるためには、尖った会社でないと難しい。登場したてのSNSは「イノベーター」や「アーリーアダプター」と呼ばれる「少数の新しもの好き」がほとんど。少数の新しもの好きに認められるものを生み出せる会社は少数です。

でも世の中に浸透し、普通の人たちが参入してくると「アーリーマジョリティ」や「レイトマジョリティ」などの「多数の普通の人」に好かれる商品は普通、もしくは、他よりも少し違う商品で充分対抗できます。

 

少数の変わり者よりも多数の普通の人を狙うためのSNSセミナー

私は日本全国で講演会を行っていますが、参加者のほとんどは普通の会社です。もし私が人とは全く違う面白い商品を作りましょう!と言ったとしても、実際に実践できる会社は非常に少ないのが現実です。

それよりも少し遅れた情報を使って、多数の普通の人たちに届くようにしたほうがよっぽど成果につながるセミナーになっていくんだと思います。

 

インターネットの世界では、突拍子もない、変わった事例がもてはやされることが多いですし事実目立ちます。しかし地に足の着いた方法でSNSを活用している会社も世の中には沢山存在しているんです。

 

難しいことを難しく取り組むのではなく、地域の会社の身の丈にあった対策をお伝えするのが私の信条です。したがってコンサルタントが話す最新情報と言うものを勉強として聴くのはまったくもって問題ありませんが、普通の会社が普通に取り組むには少し早すぎる情報も混じっているのだと考えるくらいが丁度良いということなのです。

 

これからも全国各地の青年会議所で講演会をさせていただく予定になっております。ぜひとも身の丈に合ったSNS活用の開催をご希望される方がご相談くださいませ。出来る限りお力になりたいと考えています。

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