山形県商工会連合会の創業塾3日目!
山形県商工会連合会主催の創業塾3日目が終了!
山形県商工会連合会主催の創業塾3日目が無事に終了いたしました。山形県商工会連合会の創業塾の講師としての登壇は7年目くらいでしょうか。
毎年山形で創業者のお手伝いをさせて頂けること感謝です。
今回の創業塾の申込者はなんと69名!との事。毎年山形は本当に人が集まります。
今回のテーマは、マーケティングと販売促進ツール
3日目のテーマは、マーケティング戦略の構築と販売促進ツールの作成です。午前中はマーケティング戦略の作り込みを行い、午後からは販促ツール作成。
今回の講座は非常に重要な講座で、売上を上げ続けられる仕組みづくりがあるか無いかで創業成功確率は大きく変わってきます。
特に、マーケティング戦略については、動き出してから(創業してから)考えてももう遅い。戦略は創業前に十分に練っておくことがポイントなのです。創業してから戦略の転換は大きな損失に繋がる。一方で、戦略に沿った戦術は臨機応変に変えていく必要があります。
戦略はじっくり作りこむ。戦術は臨機応変に変えていく。
午前中のマーケティング戦略策定では、マーケティングの4Pを使いながら自身のマーケティング戦略策定を行なって頂きました。
ここで重要なキーワードが「商品」のみで画期的な商品・サービスを作り出すことはとても難しいということ。正直、これから創業される方が考えている商品やサービス自体に競争力があるかと言われればその殆どは競争力において競合には勝てない。と言えます。経験やノウハウのない創業予定者が商品自体で差別化することはとてもむずかしい。
ですから、価格やプロモーション、販路(顧客)の部分で差別化して商品自体の価値を上げることに力を入れた方が良いのです。
例えば、顧客との交流を密に取ることで商品の良さを体験させる事が出来ます。ブランドのある商品に勝つためには、商品以外の部分でブランド化しなければならないのです。
販売促進ツール(チラシ)を作りこむ
午後の講座では、4Pをベースに販促チラシ作成の実習を行いました。実は、事業計画書に自己のビジネスを落としこむ前に、私の場合はチラシを作成してもらうことが多いのです。チラシというものは、自己のビジネスの特徴を集約した媒体です。ですから、チラシが上手く描けないということは、自己のビジネスモデルに曖昧な点があるということ。
チラシ自体のデザインも重要なのですが、チラシにどのような事が描かれているかを見れば、創業予定者がどの程度そのビジネスについて考えているかがわかってしまいます。また併せて課題も見えてくるのです。
キャッチコピーで見えるターゲット
例えばですが、キャッチコピーを見ると、ターゲットが明確になっているか、そうでないかが一目瞭然となります。ターゲットが曖昧なチラシですと、キャッチコピーに抽象的な文言が並び顧客の気持ちに届かないものになってしまいます。逆に抽象的なキャッチコピーを具体化していくことで、ターゲットが絞りこまれていくのです。
このように、顧客獲得のツールとしての役割を持つチラシに加えて、自分自身のビジネスを整理するにもチラシはとても有効なツールなのです。
最終日はソーシャルメディア・WEB戦術
今週末は山形県商工会連合会主催の創業塾最終日です。
総仕上げとしてしっかりとお話しさせて頂きますのでどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました!!
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