円安・原材料高の今だからこそ「価格戦略」を構築すべき

大木ブログ講師ブログ

■新型コロナの第7波の収束待たず「withコロナエコノミー」に政策転換

岸田内閣は全数把握の見直しや水際対策の緩和へと
大きく舵をきりました。
このままでは医療は崩壊し経済は危機的状況に
落ち込みます。日本も欧米諸国並みの政策に
転換しようということです。

極端な例だとは思いますが、人間にとって最も重大な
命の問題として現状の政策を考えて見ると
矛盾を感じざるを得ません。例えば「年間の自殺者数は
おおよそ2万5千人に上る一方で、新型コロナウィルス
の死者は年間で1万3千人程度」です。そして、
自殺者数は経済の悪化に比例するという報告もあります。
経済活性化が急務なのです。幸いにして第7波の
ウィルスでは感染力の高さに比例する形で弱毒化
している可能性も指摘されます。そうした中で
思い切った岸田内閣のシフトチェンジを評価したい
と思います。

■今だから「価格戦略」を構築すべき

一時的なリベンジ需要が過ぎれば、円安傾向に加え
原材料価格・エネルギーコストの高騰が中小企業の
経営を大きく損なう可能性も指摘されます。
こうした状況の中では正常な価格転嫁に向けて、
改めてプライシングマネジメント(価格戦略)を
考えてみる必要がありそうです。

さて、ビジネスにあって肝要なことは「儲け」を出す
ことです。どんなに売れても「粗利と経費」のバランスが
崩れていればビジネスは成立しません。売れていても
潰れた会社はありますが、「儲かって」潰れた会社は
無いと言うのが道理です。

「安くすれば売れる」という時代は終わりました。
価格は商品特性の一つに過ぎません。同じモノでも
所得階層によって認識は違います。価格が高いから
「良い」と思い込むウェブレン効果等の経済心理学を
活用して大きな利益を上げている企業もあります。

円安、原材料高の中で適正な粗利率を確保し、かつ
顧客離れを最小限に抑えるために最新の経済論を
ベースにした価格戦略を学ぶことで、本当の意味で
「儲かる企業」への変革を進めるための「プライシング
マネジメント(価格戦略)セミナー」を準備いたしました。

※このほど同カリキュラムが完成いたしました。セミナー・
研修の検討に際してご参考になれればと思います。
ぜひ、気軽にお申しつけください。

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