会社を生き残らせるために必要なたった1つのモノを見直そう!

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今、多くのモノが値上げしていますが、
あなたの会社は値上げできていますか?
「できれば、苦労はしないよ」と言われることでしょう。

そうですよね。おっしゃる通りです。
お客様に心地よく買っていただきたい。その想いが強いほど、
今までの値段を続けようとします。
私も同じ想いがあるので、よく分かります。

でも、お客様の「心地よい」って、控えめな価格だけで、
決まるものでしょうか?
もし控えめな価格だけ「心地よい」で決まるなら、
ブランド品や高級料亭、高級レストランも栄えていないはずです。
現実は、お客様の「心地よい」は、控えめな値段だけで
決まっていないようです。

そもそも、私達は、価格を原価+利益だけでみていませんか?
数字は明確ですから、数字を基準とする事は適切です。
ただ、数字から導いたものだけで価格を決めて、
良いのでしょうか。

例えば、百貨店などで1番良い場所を占めているのは、
化粧品販売である事が多いです。
とても良い立地、素晴らしい従業員のコストをかけても、
営業し続けられるのは、高い粗利益があるからでは
ないでしょうか。
つまり、商品原価はそれほど高くないのかもしれません。
そう考えると、化粧品販売では、原価+利益から考えず、
使う人をより美しくすることに貢献できるモノだと考え、
貢献度合いに見合う対価として、
高い価格で売っているともいえないですか。

「できれば、苦労しないよ」と言われるかもしれません。
もちろん、すぐにできるとはいえません。
しかし、すぐにできないからと言って、
やらなくて良いというわけではありませんよね。
見方を変える時に、価格のつけ方を改めて見直す事は
とても大切です。

今は、モノの値段の上昇に加えて、令和5年10月1日より
稼働するインボイスに対する対策が求められています。
預り金である消費税が、
販売価格に影響する場面が今後出てくる事もあります。
来年になって、慌てて対応するのでは、遅いのです!

今から、数字を確認しながら、対策を検討する事で、
会社の資金繰りへの影響を予測でき、対応するための
時間が作れます。
令和4年は、価格、インボイス、資金繰りを
強く意識することを求められる1年です。
皆様も「あの時やっておけばよかった」と思うことが
ないように、充分な準備をしてください。
みんなで、このインフレを乗り切っていきましょう!

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