中小企業省力化投資補助金の最新情報および活用法

渋谷ブログ講師ブログ

中小企業の生産性向上を支援する省力化投資補助金について、その詳細や最新情報、セミナー情報をお届けします。

省力化投資補助金とは?

中小企業省力化投資補助金の特設サイト
https://shoryokuka.smrj.go.jp/

概要

中小企業省力化投資補助金の目的は、人手不足に悩む中小企業がIoT・ロボットなどの省力化製品を導入することで、生産性を向上させることです。これにより、付加価値額の増加や賃上げの実現を目指しています​​​​。事業再構築補助金の後継と言われていますが、コロナ禍を乗り切るための新規事業を対象にした事業再構築と異なっており、その内容は大きく変更されています。

新規事業が対象外の補助金

今回の省力化投資補助金の最大の特徴は、新規事業が対象外であるという点です。これまでの事業再構築補助金とはまったく性質が異なる補助金になったということです。
特に、人手不足に悩む中小企業に対してIoTやロボットなどの省力化に効果がある汎用製品導入に関わる経費補助となっています。

補助上限額と補助率

従業員数補助率補助上限額(大幅な賃上げ行う場合)
5人以下1/2以下200万円(300万円)
6~20人1/2以下500万円(750万円)
21人以上1/2以下1,000万円(1,500万円)

補助対象経費は省力化製品カタログから選ぶ

カタログ型補助金と言われるように、カタログの中から中小企業が選択し導入することになります。IT導入補助金と仕組みは非常に似通っていますね。

内容としては、配膳ロボット、食券機、スチームオーブン、自動チェックイン機、自動精算機、ラベラー、測量機、などハードに特化した内容になっていますし、使える業種もかなり限られている状況です。同じような機器が多数並んでいるので、何が適しているのか?は非常に判断が難しいかも知れません。

製品カタログは下記からダウンロード可能ですが非常にわかりにくく、何が自社にとって必要なのかを明確にしていないと却って生産性が低下しかねないとも思われます。
https://shoryokuka.smrj.go.jp/product_catalog/

詳細は特設サイトをご覧いただければと思いますが、補助金があるから活用しよう、ではなくもともと必要性を感じていたが導入に踏み切れなかった企業にとっての補助金となっています。補助金といえども50%は自身で支払う必要がありますし、補助金ありきでの導入は決しておすすめできません。

ジャイロ総合コンサルティングの中小企業省力化補助金セミナー

今回の中小企業省力化投資補助金については、自社にとって必要かどうか?を判断するためにも正しい知識を学ぶことが必要となります。どうしても補助金というのは募集要項など非常にわかりにくく、判断がつきにくいためこのようなセミナーによって内容を理解し、判断材料としてみてください。

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