創業スタートアップ時に差別化しようは正しいのか?

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おかげさまで今年も当社に対して創業スクール・創業塾の開催依頼がつぎつぎと舞い込んできています。

ジャイロでは長年創業塾・創業スクールの運営を国が創業塾・第二創業塾を立ち上げた10年以上前から、講師やカリキュラムなどの運営支援をおこなってきていて、創業支援にかんしてはいわゆる老舗企業と言えそうです。

そんな大勢の創業者に対する研修や講義を実施してきた中で、成功するポイントがいくつかみえてきました。

創業スタートアップ時は人脈

差別化しよう!付加価値をつけよう!強みに磨きをかけよう!という言葉が多くのセミナーやコンサルタントからでてきませんか?

でもよく考えてみて欲しいのです。

まだ商売をしたことが無い人が、創業時から差別化や付加価値を付けて創業することはとても難しくはありませんか?

というよりも、現在商売をしている企業の中で差別化や付加価値を付けられている企業が果たしてどれだけいるのでしょうか?

創業時に差別化や付加価値をムリに付ける必要はありません。

理由はとてもカンタンで、創業時に付加価値をつけて顧客獲得している人はそれほど多くはないのです。それ以上に、人間関係やつながりで顧客獲得しているケースが多いのです。

ですから、本当の創業スタートアップ時は、人脈の整理に時間をかけたほうが効果的です。

創業スタートアップ時に差別化を考える

ただし、いつまでも人脈だよりというのはいつか枯渇してしまうのと、安易なビジネスに寄って行ってしまうので危険です。

当然、知り合い中心の商売は、販売や営業にたいするスキルアップの意欲が低下してしまう可能性があります。

創業スタートアップ時に何をすべきか?ということですが、人脈への販売を通じて差別化・付加価値要素を見つけていくことです。

実際に商売をはじめてから差別化要素を見つけ出していくほうが現実に沿った打ち出しが可能となるのです。

創業時はゲリラ戦だけど、最後は王道をめざす!

では、いつまでも差別化しながら商売をしていくことが正解なのか?という点ですが、創業時はゲリラ戦(戦う分野を絞り一点突破)で限られた資源を有効活用しながら特徴を明確にしていくことをおすすめします。

しかし、ビジネスはゲリラ戦を継続するのではなく王道路線への転換が必要です。土俵の真ん中で勝負をする方向に持っていくのです。

入口は、流行の先端を意識したビジネス展開を狙いつつ、数年後には、定番型のビジネスへの展開を図っていくのです。

定番型ビジネスは、入り込むことは難しいのですが、一旦入り込むことで安定的な収入を得ることに繋がるのです。

繰り返しますが、ビジネスは、ゲリラ戦と王道の組み合わせ。

特に創業時はゲリラ戦ですが、徐々に王道路線への転換が欠かせないのです。

考えてみましょう!

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差別化しよう!合言葉のように言われていますが、本当に創業時に差別化できる人ってどのくらいいるのでしょうか?だって、まだビジネスをはじめたことのない人ですよね。どうみても机上の空論で終わるのです。それよりも小さな失敗経験を積みながら(人脈を使って)、本当の差別化を模索していくことが重要だと思います。なんていう話しを書いてみました。創業支援を10年以上やっている経験からでてきた考え方です。

Posted by 売らない販促コンサルタント「渋谷雄大」 on 2015年6月2日

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