ChatGPTが進化しました(All Tools、GPT BUILDERの実装)
ジャイロ総合コンサルティングの渋谷です。
私が使っているChatGPTが進化しました。
ChatGPTのAll toolsとGPT BUILDERが実装されました。多くの方に開放されたようで、AI活用が何段階も進化したといえます。
今までは画像生成、ファイル読み込み、ブラウザ参照など、それぞれの機能を使うにはわざわざ切り替えて使わなければならなかったのですが、今回のアップデートで、それぞれの機能を横断的に使えるようになったんです。
下記のように、GPT-4、GPT-3.5、Pluginの3つになりました。これまでは、GPT-4の中でも機能が細分化されていました。
出来ることその1:写真をアップロードして、その写真を元にイラスト画を生成してもらう。
今までは、プロンプトを出力させて、その上で、DALL-E3で生成してもらうという2段階必要でしたが、今回のアップデートで一回の指示で画像生成までしてもらえます。
その2:特定のウェブサイトの内容を読み込んで、それに沿ったイラストを生成してもらう。
特定のウェブサイトやPDFを読み込ませて、そこに差し込む画像を生成してもらうなんてことができます。
画像処理をお願いする。以下のような画像の処理をお願いできます。
以下のようにモザイク処理も簡単にできます(ただし顔認識機能はまだ無いようなので、指示は画面の右半分をモザイクにしてという依頼になります)。
随時、ChatGPTの有料ユーザーには開放されていくようです。また随時機能をご紹介していきたいと思います。
GPT BUILDERの可能性
GPTBUILDERという、自分だけのChatGPTが作れる機能が実装されました。例えば、社内教育の専用のChatGPTを作る、自分の専門分野に特化したAIChatを作るなど用途に沿ったChatGPTが簡単に作れる機能です。有料版のChatGPTPlusを契約している人はすぐに使えるのでぜひためしてみてほしいですね。
①左のExplorerというボタンをクリックして、CreateGPTで作成開始。
②アイコン、名前、指示、元データの読み込みなどを終えるとすぐに使えるように
非常に簡単に自分の用途にあったChatGPTが作れます。今後はストアーが公開され、そこで販売のようなものもできるようです。進化が止まりませんが、各事業者としてはどのように活用するか?本気で考える時期に来ているのではないでしょうか。
やはり世界は大きく変わると実感
2023年11月7日にOpenAIの開発者向けカンファレンスでの基調講演もぜひご覧ください。
ポイントまとめ
- ChatGPTが2023年4月までの情報を持つようになる(旧:2021年9月)
- ChatGPTPlusの全機能が同時に使えるように(今回の記事の内容)
ブラウジング機能、Advanced Data Analysis・画像生成が併用できるように。
ネット検索をさせた資料を解析しつつ、それを元に画像生成させるなどシームレスに行えるように - カスタムChatGPTが気軽に使えるように
特定の課題に特化したChatGPTが使えるようになるようです。OpenAIの紹介では、犬を買っている人の疑問に答えるためのChatGPT。特定分野への深掘りがされるようです。
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