「まだまだこれから!導入しない選択肢はありません キャッシュレス活用セミナー」セミナーレポート

スタッフからのお知らせセミナーレポート

2019年11月28日木曜日、商工会議所の主催にて「まだまだこれから!導入しない選択肢はありません キャッシュレス活用セミナー」を開催しました。内容を一部抜粋し、セミナーの様子をお伝えします。

講師:柴 秀雄(しば ひでお)講師

 

主催:商工会議所

受講対象者:商工会議所会員の方

キャッシュレス活用に関するカリキュラムはこちらをクリック

 

講師紹介

担当の柴講師は、都内に行政書士の事務所を構えていらっしゃいます。26年企業に勤務し、そのうち半分以上は法務・コンプライアンスの領域でキャリアを重ねてこられました。下調べを積んだ多角的な目線から、キャッシュレスの現状、今後の活用についてお話しいただきます。

 

ジャイロが最も大切にしている、セミナーの品質

弊社のセミナーは、講師と聴講者との対話の感覚を大切にしています。聴講者に話しかけ、会場の方々の興味・関心を引き出します。講師は聴講者の反応を確かめながら、セミナーを進めていきます。このためセミナーでありがちな、せっかく受講したのに寝てしまった、というようなことが起こりません。

 

国内で最もキャッシュレスが進んでいる地域はどこか?

「キャッシュレスでの支払いが使われる頻度が、最も多い都道府県はどこか?」聴講者に尋ね、挙手で回答を尋ねました。

選択肢は「東京都」「大阪府」「千葉県」2大都市と、会場のある千葉県。一体どこが一番なのでしょうか?
答えは「千葉県」。意外な結果に会場はどよめきました。
千葉県が大都市を抜いて、最もキャッシュレスが進んでいるキャッシュレス先進県でした。

講師が訪ねた時に、手を挙げた方が多かったのは「東京都」でした。筆者も大都市である東京か、大阪ではないかと思っていました。東京都は第3位、大阪府は第15位でした。千葉県の方々は、国内で最もキャッシュレスに対する意識が高いことがわかりました。

ここで千葉県の公立高校で、文化祭にキャッシュレス決済を導入した事例を紹介しました。全国初の取り組みです。若い世代は知識の吸収が速いものです。今後このような取り組みが増えていくのかもしれません。

 

ないと損をする、クレジット(信用)カード

キャッシュレス決済の一部である、クレジットカード決済についてのお話です。

日本国内での個人消費支出に占める、クレジットカード払いの比率は17%に対して、海外では50%を超える国がほとんど、という統計結果を紹介しました。

ここで、キャッシュレス決済が発展した歴史を紹介しました。

語源は「クレジット(Credit)=信用」であることから、クレジットカードと呼ばれています。海外では1950年代頃に、一部の裕福な資産家が使い始めました。国内には60年代頃に使われ始め、この頃は「現金を持ち歩きたくない」「後で支払いたい」ことから使われました。70年代には、富裕層を中心に国内で使われるようになり、次第と国際化が進んで海外旅行など、旅先の国でも使われるようになりました。

クレジットカードが一般化してくると「あると便利」から「ないと不便」へと、次第に「ないと損をする(ポイント還元、キャンペーンなど)」時代になりました。

社会のIT化は留まるところを知りません。キャッシュレスになることで、また一段とデジタル社会が進化することが期待されている今、キャッシュレスを導入しない選択肢は残されていないことに実感が湧きました。

 

2020年東京オリンピックで、大きなチャンスが訪れている

来年、2020年の東京オリンピック開催をチャンスとして、海外からの旅行客が大幅に増加することが期待されています。ここでチャンスを活かせれば、来年以降にリピート来日客の増加も期待できます。クレジットカード決済が当たり前の国々から来るお客様達を、逃さずに受け止められるかは、キャッシュレス化を機会にクレジットカード決済を導入するか否かにかかっています。残り少ない期間、どれだけ前向きな未来像を描けるか。そのために、どれだけの準備をできるか。その辺りが、来年度以降の発展へ向けたキーポイントとなりそうです。

(文章/スタッフ黒沢)

 

キャッシュレス導入後の売り上げアップセミナーカリキュラム例はこちらをクリック

SNSでセミナーの様子をチェック

#ジャイロのセミナー