失敗するから成長する

研修アドバイザーブログ

「失敗してほしい」…え?

昨日渋谷社長に言われたある言葉がずっと心に響いています。
それは、
”失敗してもらいたい”
というもの。

普通は社長が自らこんな言葉言えないんじゃないかと思いますが、その真意はすぐに理解できました。

それは、失敗しないと成長しないからということ。
何にも躓かずにスムーズに仕事が出来たら、一見喜ばしいことのように見えますが
それは「コンフォートゾーン」が変化しない、つまり現状維持、もっと言うと成長をしないと言うこと。
もちろん、成長の必要のない方もいるでしょうから、どちらが良い悪いと言う話をするつもりは全くありません。ですが、個人的な好き嫌いで言えば、私は成長したいと思うのです。
どんな偉人であっても、生きている限り一生学びがあるものだと信じています。
そのくらい、我々は世の中の事はたった一握りしか知り得ないと言う事ですもんね。

 

 

きっかけはカッコ悪い自分を目の当たりにしたこと

さて、社長に言われたこの言葉ですが、それにはある経緯がありました。
上司に随行して商談へ伺ったあと、帰社してから顧問にその概要や講師を顧問にお願いしたい理由などを説明しなければならなかったのですが、試しにその説明を私にさせて貰うチャンスを頂きました。

そこまで考えていなかった私は、突然のことで頭が真っ白に。それでもメモを取った手帳を穴が開くほど睨めっこをしつつ顧問にたどたどしく話しましたが、言うべきこと(概要や大枠の簡潔な説明)が言えず、掻い摘んで記してあったメモを読み上げることくらいしか出来ませんでした。

そんな状況でも、顧問は優しいので、「うんうん、そうか」と言いながらメモを取りながら聞いてくださっていました????

そして結局上司が簡潔にテキパキと説明をして下さり、要点は済んだのですが、その話し合いの最後に顧問が
「あんまり気張りすぎるなよ」
と言ってくださったのです。私の心情をご存知だったのでしょうか。本当に言い当てられた気がしてびっくりしました。と同時に、涙が出そうに。
(これ書きながらまた涙目になっています笑)
そして、それに気が付いた上司が気に掛けて声を掛けてくれ、その次に社長に目が少し赤くなってるのがバレてしまい笑、事情を話したところ、冒頭の言葉を掛けてくれたのでした。

 

 

大事なのは当事者意識を維持すること

この一件を踏まえて、翌日から私が心がけることは1つ。
”当事者意識を持つこと”。

性格上、どなたか頼れる人が一緒にいるとそのままの流れで甘えてしまうところがあるので、少し難しいのですが、自分一人で商談に挑んでいる気持ちで仕事に向き合うことを(商談中は特に)心がけたいなと思います。
ちなみに社長はこの時、同時に「僕もたくさん失敗してきたから」と添えてくれました。この一言も、私の気持ちを大変励ましてくれるものだったことは言うまでもありません。

 

 

改めて、突然の機会を与えてくれた上司、大木顧問、そして渋谷社長に本当に感謝。この場を借りて御礼申し上げます。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。
次回もお楽しみにしていて下さい。

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