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フランチャイズという選択肢

フランチャイズという選択肢


新規創業者にとって、フランチャイズは確かに魅力的な選択肢である。
実際、創業時にフランチャイズに加盟し大成功している方も多い。
しかし実際には、既に企業を経営されておられる経営者にとってこそ、
魅力的な経営上の選択肢である、ということは案外注目されていない。

先日、ある経営者(Aさん)の方と知り合う機会があった。その方は、
コンビニを8店舗、飲食店を6店舗ほど経営されておられ、いずれも
フランチャイズに加盟されている。

Aさん曰く、「私のような新しいビジネスを作り出すという能力がないものは、フランチャイジーとしてビジネスを広げるしかできないのです」。
しかし、日々の業務として、コンビニと飲食店という違った業態店を複数店舗も管理運営することは、並大抵の努力でできることではない。

またAさんは、不採算店舗があれば、人を入れ替えたりコンサルタントに依頼したりして経営努力をある程度続けるが、見切りをつけるのも
早く、傷が深くならない内に売却の手続きを進めている。代わりに、
別の店舗を買収するという。 ある意味で真の経営者として、私は
Aさんを尊敬している。

確かに新しいビジネスを見出し、それを育てるというタイプの経営者
ではない。現代社会でもてはやされる経営者は、新ビジネスの創造者である。

しかしながら、新ビジネスはリスクがつきものである。確実に成功を
目指すなら、成功モデルを自らの経営に取り込むフランチャイジー
としての経営も、魅力的である。

創業者の場合は、創業資金を借入れでまかなう方がほとんどであろう。フランチャイズ加盟の場合も多額の創業資金が必要となる。大手の
チェーンの場合は数千万円もの開業資金を要する。フランチャイズで
あればリスクが少ないとは言え、失敗したらと思うと二の足を踏む方が多いと思われる。

一方で、既に経営されておられ、資金的にも余裕があり金融機関に
信用がある方の新規事業の選択において、フランチャイズは非常に
有利なシステムに思われる。失敗したとしても、売却して既存店舗を
新たに買収することで、損失を最小限に抑えられます。

例えば、メーカーの経営者が飲食店に進出するのは無謀と言えるが、
フランチャイズであれば合理的な判断である。余裕資金が少しでも
あり、法人税を払うくらいなら(税務署には申し訳ないが)、新規事業
として、ハンバーガーやコーヒーショップを開店するのも夢があるの
ではないだろうか。

先のAさんの例では、元々の本業を今は廃業して、フランチャイズ
チェーンのみの経営を行っている。経営者として、純粋に経営を
楽しんでおられるように見えた。

経営を楽しむとは、経営プロセスを楽しむということである。Aさんは、
従業員を教育したり、新しい店舗物件を探したり、フランチャイズ
チェーン本部のオーナー会議に出席したりと多忙な毎日を過ごし、
70歳まで現役を続けると話している。

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○フランチャイズ本部構築コンサルティング
 

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