創業を考える(第6回) ”ビジネスモデルにおける不連続がチャンスを生む”

大木ブログ講師ブログ

景気が回復基調に変わりつつあるにもかかわらず業績が回復しないビジネスモデルが
発生していることは、経済のS字型循環に不連続が発生したことを指している。
要するに、経済の構造事態が今までと今ではまるで違った可能性が高い。同じ経済なのに
別種の経済構造に変化している、といってもよい。

そして、経済の不連続がビジネスモデルの不連続を生じているのである。すなわち、
オールドビジネスモデルとニュービジネスモデルが明確になっており、オールド
ビジネスモデルは一方的に消滅に向かい、ニュービジネスモデルでは新規の創業者の
努力が倍以上の効果として現れている。

オールドビジネスモデルの世界ではビックイートスモール(大きい企業が小さい企業を
食ってしまう)が原則であり、弱体な新規創業者に勝ち目は無い。一方、ニュービジネス
モデルの世界ではファーストイートスロー(早い者が遅い者を食ってしまう)が原則化し、
ニュービジネス経済の中ならば金も経験も少ない新規創業者にも大きなチャンスがある。

今をときめく、ソフトバンクの孫氏、楽天の三木谷氏、そしてホリエモンこと堀江氏らは
皆が皆、金も経験も決して豊富とはいえなかった。しかし、彼らは一様に新しいビジネス
モデルに一早く果敢にチャレンジすることで、短期に莫大な富を手にしたのである。

ビジネスモデルの不連続は、新規創業を目指すあなたにとって最大のチャンスである
こと、そして、それは今だということである。

 

 

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